2018年05月17日

ペンダントをペンディングしない


   

最近のお気に入りスペース。
目に入るたびに、おぉ、キレイだなー!と見とれています。

つくばの家では、ペンダントとかネックレスは(というか、しばしば、ブレスレットや指輪まで)
壁に適当に画鋲を刺して、そこにひっかけていたのです。
ポストカードや雑誌の切り抜きなんかといっしょに、壁を飾るようにね。

ところが、こちらの住まいでは、漆喰の壁に画鋲が刺さりません。
物理的に無理だった・・・。
で、いろいろ試行錯誤の末、ついさいきんまで、シンクの前の部分に
まとめてごちゃっと吊り下げていました。



それも、数が少ないうちはよかったのだけど、
つくばから加わった援軍たちが増えるにつれ、なかなかカオスな状態に。
吊り下げきれなくてボトッと落ちる子がいたり、
あとやっぱりシンク前だから、水滴が飛び散るのよね。
目には見えないけど、ワイングラスと同じにだいぶくすんでしまったと思う。

そういう諸々の事情により、このたびちょっと置き方を変えてみた。
指輪などを置いていた鏡の前のちょっとしたスペースに、
ネックレスやペンダント類もあわせて配置。

そしたら、それまでいっしょにいることのなかった子たち同士が並ぶことで、
色同士も韻を踏み(どのアイテムも結局似たような色を選んでるから)、
思いのほか華やかでゴージャスなコーナーに。

私、こういう寒色系のきれいな色のバリエーションがほんとに大好き。
たまに、店頭で好みの感じのディスプレイに出会うと、
「ここに並んでるの全部ほしい!」「ディスプレイごとほしい!」と
思ってしまうことがあるのですが、これ、まさにそんな感じです。
だから目にするたびにハッピーに♪

自分で見て楽しむだけで満足しすぎて、
ますます出掛けるときに身に着けなくなりましたw
このディスプレイの調和を乱したくない・・・
で、元の場所はせいぜいこのくらいにしておく。。



カレン・キングストンさんなんかの本によると、
モノをぶら下げて保管って風水的によくないそうです。
風水なんて、彼女の本を詠むまでとんと気にしたことがなかったのですがね。
何でも気分が落ち込んだりする原因になるそうで、
なんでも上向きに置くのがいいんだって。

でも、<ペンダント>ってそもそも<ぶら下げる>ってことじゃないですか。
もともとそういう名前なのだから、そこはぶら下げて保管が自然ではないかしら。
と、長らく思っていたのだけれど・・・

あとから考えてみると、「ペンディングする」っていうと
「宙ぶらりんのまま放っておく」ってことで、あんまりいい意味じゃないですよね。
それにぶら下げておくっていうことは、
常に外れて落っこちてしまう危険があるわけです。

あと、フランス語で「ペンダント」にあたる動詞には
「絞首刑に処する」っていう意味もあるし(!)
思いのほかぶっそうな感じ。
やっぱりあんまりいい保管の仕方ではないのかもね。
ものごとなべて、基本上向きがよろしいみたい。














  

Posted by 中島迂生 at 21:20Comments(0)巴里日記2018-5月

2018年05月17日

夏仕度




引き出しからサングラスと夏の帽子をホイッと出して、
棚からサンダルも出して、夏仕度完了。

サングラスを選ぶ基準はひとつだけ。
とにかく最大、レンズの面積がでかいこと。
眩しくないだけじゃなく、できるだけ、顔の日焼けも防いでほしいのでね。

これ、いままで出会った中でもレンズがいちばんくらいにでかいかな?
これで100円って、すばらしすぎる!! ダイソーだったかな・・・。
日本の100ショップ偉大だわー。
でも、さらにレンズがでかくてもいいよ。



このタイプ、なんか名前がついてた気がする。
ペンタゴンだか、ヘキサゴンだか・・・。
やっぱり人気のようで、いつ行っても品薄。

サングラスってどうしても、レンズが外れてしまったりとか、
フレームが折れてしまったりとか、事故が起きやすいので
できれば数本スペアを用意しておきたいところなんだけど。

いちど、真ん中で折れたフレームを自力でリペアしてみたんだけど、
微妙に間が広がってしまって、鼻にずり落ちてくるようになってしまった。
プラスチック素材は難しい。

こちら、晴れた日はすでにこんなありさまです。
どこの真夏のリゾート地の光景だって感じですが、
つい先日の、そのへんの公園のようすです・・・



冬の間ずーっと日が差さなくて太陽に飢えてるせいか、
みんなちょっとおかしいくらい日光浴大好きです。
思うに、フランス人て実はバッテリーのように太陽光を
体内に充電できるんじゃないだろうか。

これ1,2週間前だったかな。
このあとまた冬のように寒い、天気悪い日々に逆戻り。
こんなことがあるから、5月のあいだはコート洗わないことにしています。
日本もそんな感じみたいですね。
地球の反対側と思いきや、意外に変わらないみたい。
やっぱり同じ北半球だからですかね。














  

Posted by 中島迂生 at 01:53Comments(0)巴里日記2018-5月

2018年05月15日

お気に入りは前面に。




夏を感じる今日このごろ。
久しぶりにAZUL by moussy のこの白黒タンクを着ようかなという気分になって、
そういえば単体でちゃんと撮ってなかったかも・・・とパチリ。

やっぱり素敵だな・・・白地にモノクロのバラ模様って美しい。
水墨画タッチなところもよい。
(ペン画タッチだったり、モリス風のパターン画みたいのはゴマンとあるし、
それはそれでいいのだけど)



もう相当何年も前に、つくばで。
同じもので黒地のもいっしょに買ったのだけれど、
なぜだかこっちのほうがひいき。

相当着古してダマダマになってるし、ポリエステル素材だから着心地もよくないし、
そもそもワキのところがパカパカしてサイズもあってないのだけど・・・
それでも身につけるとふわっと幸福感のオーラに包まれるよう。
ほんとにお気に入りってそういうことなのかも。



つくばへ戻ると、いまもショップをのぞきにいきます。
けど、似たような感じのはあれど、全く同じものはない。
服との出会いも一期一会。



こちらのハンドタオルは去年の夏、フランフランで。
何て美しい色合いなんだろう・・・とうっとりします。
こういう色調が好きなのね。
ブルーから青紫へのグラデーション×イエローからオレンジへのグラデーション、
それにちょっぴり華を添えるグリーン。
ニュアンスゆたかな色づかい。
服で似たようなのいくつかあるけど、どれも大好き。



ほかにもこっちへ連れてきてる、カラフルなハンドタオルたち。
虹色のは母から、ニャンコのは友人からのプレゼント。
ニャンコのはだいぶくたびれてしまったけど・・・
さいきん、きれいなハンドタオルなんかは<鑑賞用>に限定して、
あんまり使わないようにしてます。



お気に入りはこんなふうに、衣裳だんすの中にピットインしたクリアな引き出しの顔に。
たんすの扉を開けるたびにちょっとハッピーになります。










  

Posted by 中島迂生 at 04:09Comments(0)巴里日記2018-5月