2018年09月25日
風吹き抜ける部屋の記録、2018夏。~その2
前記事で、ざっと部屋のようすをご紹介したので、ここではもう少しこまかなところを。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_1672_1.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_1657.jpg)
見るたびに心楽しい、キッチン台のアクリルケースに並べたガラスの動物たちなど。
家族や友だちからもらったものが多い。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4526.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4558.jpg)
こまごました小物を並べた窓辺。
パリの部屋の窓にもこんなふうに小石やガラス玉を並べたい、と思ったけれど、
パリの窓は内側に開くので、窓枠にはものを載せられないのです。残念ながら。
壁が漆喰なので、ポストカードも留められない。
石ころや貝殻は子供のころに海やあちこちで拾ったもの。
天使と白いエッフェル塔は百円ショップで。
パリの部屋にも置きたいと思って、同じものを探したけれど、もう売っていなかった。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4592.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4597.jpg)
バルコンに出した、今年もらったバジルの鉢と、その住人。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_2666.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_2824.jpg)
窓のそばには花を飾ったり、飾らなかったり。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_1840.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_1958.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_2124.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_2253_1.jpg)
クロゼットの中は、虹の七色。
とりわけ寒色系の、美しく繊細な柄の布地をこよなく愛しています。
でも、暖色系も充実してる。モノトーンの服もたくさん。
みんな大好き。
キャスターつきの引き出しもクロゼットの中に置いて、アクセサリー類や文房具なども収めている。
劇団の衣裳や、楽器類、キャンプ用品などもここに。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4641.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4552.jpg)
そうそう、入り口のところの、鏡の扉のついたシュークロゼットは、パカッと開けるとこんな感じ。
これ、本棚だったのを、奥行きがありすぎて使いづらいのでシュークロゼットに転用してみた。
白く塗って、別に買った鏡を頑丈な蝶番で取りつけて扉に。
取りつけるとき、重くて大変だったけど、なかなか使いよくて気に入っている。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_1875.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_1872.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_1863.jpg)
流しの上の、鏡の扉のついた棚には、歯ブラシなんかを置いてるわけですが、
ゴッホのひまわりのコップや、恐竜やトカゲたちがいたり、なかなか楽しげ。
あいたスペースはティアラのコレクションのディスプレイにも使っているw
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_1900.jpg)
ブリキのゴミ箱も、長年愛用してる。
ふたは板材の端材で、自分でつくった。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4623.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4642.jpg)
すみの机は、母が捨てるというので引き取って白く塗った。
おもにテレビ台として使っている。
貝殻の小銭入れは、昔、友人からのお土産。
子どもの頃買ってもらった金色のハートの箱には、ふだん使いのアクセ類を入れている。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4643.jpg)
この子は、カエル好きのバー店主からもらったw
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4684.jpg)
このトレイは、出発の一週間前くらいに百円ショップでひと目惚れ。
キレイなものならすでにたくさん持ってるから…と思ったけど、やっぱりキレイだ。
パリの部屋でも使いたくて、同じ店にもういちど買いに行くと、同じもの、さいごの一枚だった。
というわけで、荷物に入れて、こっちにも持ってきています。
どんより暗いパリの冬を、ちょっぴり明るくしてくれそう。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4456.jpg)
大好きなこの部屋、出発前にはとりわけ心をこめて掃除し、きれいに整えます。
それは部屋とじっくり言葉を交わす時間。
部屋と心を通わせ、感謝を伝え、パワーを注ぎます。
また一年よろしく頼む、の気持ちをこめて。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_2533.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_2526.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4650.jpg)
Posted by 中島迂生 at
06:05
│Comments(0)
2018年09月25日
風吹き抜ける部屋の記録、2018夏。~その1
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4658.jpg)
朝、目が覚めて、風が吹き抜ける感じがほんとに気持ちいい、つくばの部屋。
毎年、夏にこちらへ戻ってくると、さいしょの晩はいつも、
一年分の埃を掃除したり、換気したり、すごくたいへん。
床に家具に鍋やコンロ、食器類… きれいにすべきものが際限なくある。
長旅と大荷物で疲れているところ、ほんとにきつい。
でもそれだけの価値はある!
この部屋に帰ってくるといつも、あまりに明るく気持ちよくて、
ひとりのびのび過ごす時間があまりに心地よくて…
ここによけいなガラクタや悩みを持ち込んで濁らせたくない、って思っちゃう。
この部屋のパワーは、そんなにも偉大だ。
窓がいくつかあるので、寝るときに少しずつ開けておく。
朝、目覚めた瞬間、風が通って気持ちよくてね…
この感じがほんとに貴重。
パリの部屋にも大きな窓があるけど、ひとつしかないので風が「吹き抜ける」ってわけにはなかなかいかない。
しかも通り側だから、あまり空気がよくないんだ。
朝の7時にごみ収集車のすさまじい騒音で叩き起こされて、メザニンベッドのはしごを急いで降りて、車が通り過ぎる前に窓を閉める。
それから二度寝できる休みの朝でも、目覚めるとたいがい空気がじっと淀んで。
やっぱり「風が吹き抜ける」って感覚はない。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4873.jpg)
この部屋は、とくに朝の早い時間が、明るくて気持ちいい。東向きの部屋だから。
この光溢れる感じが、ほんとにぜいたく。
この空間で朝ドラを見て、朝ごはんのコーヒーを淹れたりするのが、至福の時間。
ものすごく手をかけてきたぶん、愛着があって大好きな部屋。
家具の半分くらいは自分でつくったし、ほぼすべてに白のペンキを塗ってる。
ものすごい、手間がかかってる。
なんならパリの学校も、どこでもドアでこの部屋から通いたいほど好き。
ここ4年ほどは、夏しか過ごさないので、あまり大きな変遷はない。
あ、でも、夏過ごすあいだにけっこう頑張って片づけてきたので、ますますキレイになってるはず。
大好きな部屋だから、さいきんのようすをちょっと記録しておく。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4641.jpg)
部屋の入り口。左手にドア。(白く塗った。)
カバンはドアのそばにおいたアンティークの椅子が定位置。
この椅子は母から譲られた、桜材のもの。これは決してペンキは塗らない。
そのとなりの大きな鏡はシュークロゼットの扉になっていて、パカッと開く。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4667.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4471.jpg)
入り口側から。
窓際にエレピ。窓枠も、エレピ台も、ピアノ椅子も白く塗った。
白い机は、11才のときに自分で材木買ってきてつくったもの。
大きくなってから少し脚を高くしたw 白ペンキは、去年塗った。
左手、壁一面にクロゼット。奥に寝室。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4662.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4615.jpg)
寝室側から見ると、こんな感じ。
エレピのとなりにキッチン台と洗濯機、奥に流し。
キッチン台の上の浅い戸棚は、壁に同化して見えるけど、自分でつくった。
調味料や、コーヒーフィルター、ラップなどを収めている。
この浅さが使いやすい。
台の下においた小さな冷蔵庫と洗濯機は、もと紺色だったのを白く塗った。
長年使ってる。
流し台は、ホームセンターで注文して付けてもらった。
その上の鏡は、裏が棚になっている。これも白く塗った。
けっこう重くて、取り付けるのがたいへんだったな。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_1650.jpg)
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4867.jpg)
寝室に入って、左側。
左手に、白く塗った洋服だんす。いまは文庫本やCDを収納してる。
その上に、さらに収納スペースをつくった。
右の写真のようにすっきりしてるのが理想ですが、じっさい滞在中は、窓際にこうしてハンガーポールをおいて、いま着てる服たちを掛けている。
右手に、書棚にしている食器棚。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_1653.jpg)
これは食器棚らしいけれど、遊びに来た友達に言われるまで気づかなかった。
とにかく、ガラスの扉って、書類の収納に最適だと思う。
背表紙が見えるし、しかも埃をかぶらない!
メーカーも、これからは書棚として売ればいいのに。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4636.jpg)
寝室右側。
気に入ったサイズのものがなくて、ベッドも廃材で自作した。
写真では、脚しか見えないけどw
少し細身で、高さは高めのが好きなのです。
通気性を考えて、スノコ仕様にしてる。軽くて、動かすのも楽。
ふたつの本棚は、白く塗って、オープンだった部分には扉を取り付けた。
その上の、布で目隠ししてあるところには、さらに板材を渡して天袋的な収納スペースをつくり、ここに劇団の大道具などを収めている。
何だかんだ言って収納が多い…モノが多いんだわね。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4617.jpg)
カーテンには、見た目も軽やかな、薄手のプレーンな布を。
どの窓もみな同じ。
洗濯しやすいし、これがいちばん。
![](http://img01.tsukuba.ch/usr/b/a/l/ballylee/_MG_4428.jpg)
壁を飾る雑誌の切り抜きは、少し減らしたけど、基本4年前から変わらない。
けっこう気に入ってるのばっかなので。
でも、さすがに少し色褪せてきたなー。
次記事へつづきます。
Posted by 中島迂生 at
04:32
│Comments(0)
2018年09月08日
弾き語りレパートリーの記録、2018夏。
Just the Two of Us by Grover Washington Jr.
いちばん明るそうなのを載せておきますw
そのほか、興味ある方は曲名のリンクからどうぞ。
趣味で弾き語りをずっとやっています。歌が好きなので。
劇団で使う音楽は自分でつくりますが、こちらは基本、人様のカバー。
昔はギターでやっていましたが、さいきんはピアノですることが多い。
ただ家で自分で楽しんでいたり、たまにはオープンマイクのステージで歌ったり。
ライヴに呼んでいただいたことも何度かあったかな。
たま~にこうして、レパートリーの記録をかねて動画を撮ります。
今回撮ったのは7曲ほど。まとめて撮るのは、ほんとに数年ぶり。
けっこう、まとまった時間を必要とするので。
エネルギーも、すごく使うし。
*Just the Two of Us (Grover Washington Jr.)
朝日の明るい光がにあう、ハッピーな曲。
一年くらい前に、パリの近所のバーでよくやっていたので覚えました。
何これいい曲ー!!って思って。
それに、みんな知ってるのでこれやると一緒に歌ってくれたりします。
向こうでもミュージックシーンではけっこう英語の曲をやってる。
たしかに、そういえばジャズなんかでは、フラ語のジャズってあまり聞かないですものね。
シンプルなコード進行ですが、ライヴのステージで、ふだんと違う感覚だと意外に難しい。
*Liberée Délivrée (アナ雪のテーマ<ありのままで>の仏語版)
フランスに住んでいちばんさいしょに覚えた曲。
かつ、パリのオープンマイクでいちばんさいしょにやった曲。
ちょっと音域が広すぎて、私にはきついのだけれど。。
「少~しも寒くないわ~」っていうさいごのところ、仏語バージョンだと
「寒さは自由の代償である」っていう表現になってるのです。
それ、3歳の子供がふつうに歌ってるこの国って。。。
英語版も覚えようかと思ったけど、歌ってるときにごっちゃになりそうだからやめておいたw
*Silent Jealousy (X Japan)
この曲の弾き語りが撮れたら、この夏はOK!! くらいの、私にとっては超力作なのです。
X Japan の珠玉の名曲をピアノにアレンジした。
この曲、世界でいちばん好きな5曲に入るくらい好き。切なく激しいロックの曲。
元曲を知らない方は、ぜひ聴いてみてください。
裏打ちドラムがポイントなので、ピアノでいかにその感じを出すかに工夫を要しました。
真ん中のところの長~いインスト部分も、あたう限り再現。
アレンジは2010年くらいには大体できていたのですが、難しくてなかなか弾けなくてねー。
7年くらい練習してました。なんか努力するところが違うような気もするけど…。
とりあえず一発撮りでは、いまはこれが限界だ。。
やっぱり難しいためか、本家もライヴではめったにやりません。
*Say Anything (X Japan)
アルバム Jealousy の一曲目が上の Silent Jealousy で、この曲がいちばんさいご。
なので、私の中では上のカップリング曲みたいな存在です。
でも、こっちのほうが有名は有名かも。
この曲の弾き語りは、いろんな人がやってますね。
Toshlさんもよく歌うし。
切なく静かなバラード。インスト部分のフレーズも美しい。
さいごの語りまで入れたので長くなってしまった。
*Goodbye Yellow Brick Road (Elton John)
はるか昔から好きだった曲。私にとっては、エルトン・ジョンは Your Song よりも
だんぜんこの曲なのです。
でも、弾き語りで歌い始めたのはほんとにここ一ヶ月くらい。
ある人がカバーしてるのをたまたま聴いて、「あ、これを忘れていた!!」みたいなw
コードが意外に複雑です。
歌詞もけっこう難解らしいけど、つまりは腐れ縁的なものと縁を切ってスカッとする歌。
いやなバイトをやめるときなんかに最高な一曲。
(あ、この夏のバイトのことではなくてね。とてもいいところでしたのでね。)
*C'est Ecrit (Francis Cabrel)
フランスの国民的歌手、フランシス・カブレルの代表曲のひとつ。
これもはるか昔から歌っています。仏語がけっこう難しいので勉強にもいい。
♪彼女はほかの男の香水に包まれて帰ってくるだろう/君は叫ぶだろう、あんな女悪魔にくれてやれと
彼女は君に許しを乞い、君は許すだろう/それが君の宿命だ…
ファム・ファタルにとらわれの人生を描く、フランス的ペーソスと倦怠を体現したような一曲。
*Ti-Amo (Exile)
これはフランスに住む直前に覚えたので、4年くらいやってる。
♪日曜日の夜は ベッドが広い…
よくコンビニとかでかかっていて、いい曲だなと思っていた。
歌詞を読んで、えっ、こういう曲なの?! と軽く引いたけどw
私、声域が低いので、カバーするのは男性ボーカルの曲が圧倒的に多いのです。
あとまぁ、精神的にけっこう男性なのだと思うわ。
ところで、弾き語りのyoutubeは Aya Fujisawa というアカウントでやっています。
藤沢は私の生まれた町の名前。
Ussay Nakajima のアカウントは劇団公演の動画専用にしているので、
いっしょにしないほうがいいかなと思って。
まぁ、さいきんは劇団公演はやっていませんけどね。
Posted by 中島迂生 at
20:54
│Comments(0)