PR

本広告は、一定期間更新の無いブログにのみ表示されます。
ブログ更新が行われると本広告は非表示となります。

  
Posted by つくばちゃんねるブログ at

2012年03月31日

フォト絵本・石垣の花嫁 17Mar2012



石の神と森の神がチェスのゲームに興じ、それぞれいちばん大切なものを賭ける



負けた森の神の娘キーナは敵国に嫁することに



旅の途で彼らはふしぎな老婆に出会い、石の国の滅亡と森の国の勝利を予言される



キーナはひそかな決意を秘めて石の神のもとへ



やがてキーナは城の見張りの兵士を味方につけ、ついに石の都を脱出



魔法の力でたちどころに出現する深い森、鳥の大群や逆巻く大水・・・



そして石の神のさいご



石の国は滅んで森の国が全土に広がり、以来アイルランドはエメラルドの島と呼ばれるように



17Mar2012 つくばセントパトリックス・フェス2012@つくば市あいあいモール
上演 劇団バリリー座
写真 赤嶺さん・ジロンさん ご協力心から感謝いたします





  

Posted by 中島迂生 at 16:42Comments(2)過去の公演

2012年03月23日

原宿パレード2012

           

翌18日は原宿パレード。
いままで長年、沿道で見ていたりボランティアスタッフとして参加しただけで、ちゃんと参加者として歩くのは実ははじめて。
去年のパレードクイーンでお世話になったアイコンユーロパブさんの団体で参加、前日に劇団で共演したOさんも一緒に。
・・・元気だなあたし・・・。
5年の年季のなせるわざか。

パレードに関わってる人間として、何も手伝わずにただお客さんとして参加というのは本来なかなか肩身の狭いものがあるのだが・・・
まぁあれだけいろいろあったことだし、そもそも私はボランティアで出ると着なくちゃいけないあのTシャツがどうしても・・・
まぁその話はもういいや。

この日も寒く、ほぼ一日中雨ふりだったが、パレードの1時間のあいだだけ奇蹟のように雨があがった。
去年のパレードクイーンの仲間たち何人かに再会できて盛り上がる。
顔見れてよかった。
直前までバタバタ変装・・・じゃなくて着替えていたのであまり話できなかったけど。

おわったあとビアヴァーナに行こうと思ってたのだけど、クイーンのひとりでアイリッシュダンサーのゆかちゃんが六本木のハードロックカフェで踊るというので見に行くことに。
Oさんを説得して連れてくのがけっこう大変だった(笑)

場所が分からなかったので(ケータイで検索できない人。)
六本木まで行って駅員さんに「ハードロックカフェ行きたいんですけど」とふつーに聞いたらふつーに教えてくれた。
でも、じっさい歩いてみたらものすごく分かりづらいところにあるの!
ヒールの高いサンダルだったので疲れてしまった。

ハードロックカフェは今年パレードにも参加してて、店内は緑の飾りつけ。
予約もなしにいきなり行ったのにステージに近い席を案内されてちょっと感動した。

メニューは食事も飲み物もいろいろ豊富にあって迷う。
この日はベジのOさんのリクエストもありナチョスプレートを。
山盛りのナチョスの上からチーズ、オリーブ、ピーマン、トマトの角切り、ビーンズ、サワークリームがかかって、チリソースがついてるのをあたたかいお皿で。
こまやかで上品な味つけ、スモールサイズなのに二人で充分。
正直、自分のなかのナチョスの概念が変わった。
ナチョスって食事になりうるんだ!
これが今年のパレードの大きな収穫だ。
食材を覚えていてここに書いてみたのは、自分でも作ってみたいからだけど、あれと同じ上質なチーズやサワークリームを探すのはちょっと難しいだろうな。

食事してたらINJのメンバーがぞくぞくと入ってきて2階へあがってく。
全然知らなかったけど彼らのアフターパレードパーティの会場になってたのだ。
しかしまた、これだけ都内じゅうにアイリッシュパブがあるなかで、こともあろうにここって!

私がブログで不満をぶちまけた人たち、名指しで批判した人、そんなこともあって私のことをよく思ってない人たちも来てたけど、私は何も悪いことをした覚えはないのでそのまま座っている。
どこへ行っても私はだいたいこんなものだ。

席を立ってちょうど会長のAさんに出くわしたら、この人にもいろいろぶちまけていたにもかかわらず、「2階においでよ」と声かけてくれて、これには恐縮。

そのうち、INJメンバーで仲良くしてくれている人たちが次々自分のほうから私のテーブルへ来て挨拶してくれて、これにも恐縮してしまった。
Tさんなど、あきらかに私のほうが悪かったのに「さっききつい言い方してすみませんでした」と謝ってくださっちゃったり。
いやぁほんととんでもないです。
なんかほんとに人っていろいろだなぁ。

ゆかちゃんはじめ5,6人のステージはアルダーダンススクール。
1曲目がいきなり、なんとレディー・ガガのジュダスですよ。
それに合わせてアイリッシュのステップで踊るの。
衣装も金のスパンコール、ド派手でステキ。
思わずいっしょに熱唱してしまった。

さきほど勢いで「あとで2階へ挨拶にいきます」と言ってしまったので、帰りがけ、気後れをねじふせて2階へ。
いっぱい人がいて何が何だかよく分かんなかったけど、とりあえず片端から挨拶してまわる。
Aさんに肩をつかまれて、気がついたら大使のニアリーさんと引きあわされていた。この人までおいでになってるのは知らなかったのであたふたして、言葉がうまく出てこない。
つくば代表です、と自己紹介すると名刺をくれた。・・・去年もくれてるのに。
まぁ仕方ないよね、と思いつつ、テンションが下がっていくのはいかんとも。
私の名刺、見覚えがあるのではと思います、と言って私も去年も渡した名刺をまた差し出すと、そこではじめて、「あぁ、なんか書いてる人だったね」と思いだしてくださった。
私の名刺は、妖精とペガサスのイラストを入れた手書きのもので、けっこうみんなそれで覚えていてくれる。
はい、アイルランドを舞台にした物語をたくさん書いてるんです、きのうのつくばフェスでも上演しました、いつか世界に出ていきたいと思っています。・・・
いつものように熱く語ろうとするが・・・
劇団を立ち上げて4年、この期に及んでまだ「いつか(one day)」か・・・と、自分で言っていてどうしようもなくテンションが下がってきてしまい、そのまますごすごと帰る。

パーティーの席での振る舞い方というか、プロモートの仕方についても、ほんとにまたちゃんと考えないといけないなぁ。
という課題をあらたにしつつ。

帰り、まだ時間が早かったのでビアヴァーナへ。
まだ盛り上がってるかなと思っていったら、もうあらかた人は捌けて静かだった。
でも、オーナーさんだか店長さんだかよく知らないのだけど、クイーンのときにお世話になった人が歓迎してくれて、おごってあげると言ってきかないので、「じゃあベイリーズを」とリクエスト。
去年の・・・4月以来! のベイリーズ、しみじみと喉にしみた。
半パイントのギネスでしめて帰路へ。
生ギネスもほんとに久しぶり。別に飲まなくても生きていけるんだけどね。
飲むなら絶対その場でついでもらわないとね。

よく歩いた一日だった。
土日とフル回転だったので月曜起きるのがなかなか辛く。
  

Posted by 中島迂生 at 17:56Comments(2)その他のイベント

2012年03月21日

つくばフェス2012備忘

            

天候には恵まれなかったが、結果的にはけっこういい感じにまとまったのではと。

当日土曜、その日だけ狙ったように、いやがらせのように80%の予報。
結果的には的中、死ぬほど寒い土砂降りの一日に。
全国のほかのパレードもいろいろ大変なことになってたようだ。

1週間前からその日だけ雨の予報が出ていたのは知ってたのだが、正直 no kidding って感じだった。私がこんなにもreluctant なところをがんばってるのに冗談じゃないと思って考える気にもならなかった。
←イベントの主宰失格
というか、そのうち雲の流れも変わるだろうと思ってたし。
やることもいっぱいあってそんなことまで手が回らないし。
3日前くらいになっても、晴れなければならぬ! という信念を守っていた。
だって、あんなに色んな人たちに、来てもらうことになってたんだもの!

でも、2日前になっても大雨の予報が変わらないので、さすがに何とかしなきゃという気になってきて。
5年の歴史があるので、付近にどんな施設があってどことどこがうるさいこと言うか分ってる。
で、仕事も年度末の経理申請とかバタバタしてるところを抜け出しては、何とかいけそうなところを3か所くらい、いっしょうけんめい連絡をとって探した。
でも、楽器演奏可能なところは軒並みダメ。
イベントじたいは屋内会場で小規模にできることになったのだけど、やはり楽器はダメということで、さいごの望みが断たれたのが前日夕方くらい。
その時点で疲れすぎて気分が悪くなってきて。

帰って、例によって演劇の備品、2階から7往復して積み込み、加えてフェス関係の備品、バナーやら旗やらフライヤ関係やら、それから今回は手作りのセントパトリックの衣裳、結果10往復くらいしたかな。
それから、備品関係のさいごのアレンジを2,3、それから、いろんな人と電話やメールで連絡、打ち合わせ。
結局ブラスバンド含め音楽関連の参加者は軒並みキャンセルに。
朝になって、キリンビールさんもキャンセル確定。

ライヴがなくなったのでPA機器が少なくてよくなり、朝少し遅くてもよくなったのだが、まだ気分が悪く、息もたえだえ。死にそう。
当日の朝になってこんなひどい状態ってはじめて。
でもしょうがないのでムリヤリ起き上がり、いやがらせのようなどしゃぶりの冷たい雨の中、会場へ。

団員さんたちもみんな時間どおりに来てくれ、事務所と近隣のお店に挨拶回り、備品運び入れ、組み立て、準備。
PAのKさんもはじめての会場でてきぱきと組み立ててくださった。

この日の舞台は12時と14時の2回。
お昼でレストランに来た人たちとかがけっこう見てくれて、踊ってるうちにけっこう入り込んでテンションが上がってきた。
気分もわりとよくなってきた。

ほかに参加していただいたのがDBSダンススタジオの子供たち。
こちらも盛り上がってた。雨のなかお疲れさま。

3時からパレード。
毎年来てくださってる神父さんたち、英会話学校のマイケル、それから大使館の書記官のエリオットさんがバタバタと到着し、みんなで旗や風船をもち、それから劇で出たみどりの竜も引き連れてモールの通路を練り歩く。

こころよく歓迎してくださった近隣のお店の方々、先回の舞台から取材してくださってる地元新聞の記者さん、通りがかりに声掛けていただいた防災センターの方々等々、皆さんに感謝。

記念写真を撮って、片付け、ささやかに打ち上げ。
前日の昼以来食べられなくて、これが私はその日さいしょの食事だった。

それから備品積み込み、何人か乗せて駅まで届けてから帰宅。
さいごの力を振り絞ってまたぜんぶ2階まで運びあげ。

デジカメの写真をPCに取り込み、サイトにアップ、関係諸氏にご報告・お礼メール。
いまここでやっちゃわないとまた1週間後とかになってしまう、という一念でがんばった。

そんなわけで(ほぼ)無事終了。
オフィシャルサイトのほうにも書いたけど、こじんまりだった分、かえって来てくれた人たちみんなほんとにいっしょうけんめい協力してくださって。
いいフェスだったと思う。
Great thanks.
  

Posted by 中島迂生 at 21:17Comments(2)トップ