2020年12月03日
今年もトゥリーを飾りました
学期末が近づいて、出すべき課題も急に出揃いはじめ、加えて各方面から色んな雑用も降ってきて、例によってバタバタと追われる日々。。
やっと先週末、トゥリーを出しました。
といっても、高さ20センチほどの小さなガラスのトゥリー。
昔、夏に京都へ旅行したときに見つけて、即買いしたもの。
同行の友人と街をぶらぶらしていてたまたま入った、全く京都らしくない、ポップで楽しげな雑貨屋さん。
ショッキングピンクのブタのぬいぐるみなんかがあって、見てたら店員さんがねじを巻いてくれて、するとブヒッ、ブヒッと歩き出す、みたいな。。
そんなお店のすみっこでふと見つけて。
これは買い！と。。
…夏に京都に来て、クリスマストゥリーを買う客って。。
でも、ちょうどこんなのだったのです。
さらにずーっと昔、小さい頃、どこかで見て、そのキラキラした色と透明感に心奪われて、欲しかったもの。
このトゥリーにまつわる話を書こうかな、とちょっと思ったのですが、以前の記事に、すでに大方書いていた。。
2013/12/25
これまであれこれ片づけながら、いままで失ったものや手放してしまったものについて、否応なくいろいろと考えた。そのうち、それはつまり、自分がどういうものに価値を置いているのかということなのだと気がついた。自分が大切に思うからこそ、忘れられないからこそ、「失った」とか「手放した」とか思うのだと。…
＊＊＊
読み返して、ちょっとびっくり。
さいごのほうで、「いつかパリでクリスマスを過ごしてみたい」とか書いてるわ、私。
そんなことを、思っていたの？！…
いやいや、横浜の赤レンガ倉庫のほうがよっぽど楽しいよ。
日本語通じるし。。
シャンゼリゼのイルミネーションもマルシェ・ド・ノエルも、毎年同じようで、正直…とっくに飽きてる。。
パリに住んで7年目くらいですが、この子をこちらに連れてきたのは3年目くらいのとき。
部屋が狭いから大きなトゥリーはムリ。
かといって、季節になって街が飾られるのを見るたび、やっぱり綺麗だな、って気になります。
私、クリスマスは断然、トゥリーなのです。
いつも通る雑貨屋さんのウィンドウに木製の小さなトゥリーのオーナメントがディスプレイされてるの見ると、一個連れて帰ろうかな、と迷ったりしていた。
でも、そのたびにやっぱり、つくばの家にあるガラスのトゥリーのほうが好きだな、ってなって。
いつもつくばで夏を過ごして、こちらに帰るとき、ボストンバッグにいろいろ詰めて持ってくるのだけど、なかなか余裕がなくて、トゥリーまでは難しかった。
それに、帰るときはまだ9月とかだから、気分的に、クリスマスのこととかにあまり思いが及ばないのよね。
でもあるとき思い立って、いまはクリスマス、毎年こっちで過ごしているのだから、クリスマスを過ごすところへ、トゥリーも持ってこようと思って。
ガラス製だから注意して厳重にくるみこんでバッグの隅に押し込んで、やっとこちらへ連れてきた。
それから毎年、また飾っている。
まぁ… こうして見るとけっこう子供っぽい色調なんですが、子供のころの夢だったものだから、仕方ない。
もうちょっと大人っぽい色合いのがいいな…とか思いはする。
同じガラスでも、全体、渋めの金色とか。
カットグラスのキラキラしたのもいいな。
でも、凝りだすととめどもなくコレクションが増えそうでｗ
凝るならもうちょっと広い部屋に住んでからかな…と思ったりする。
ロックダウンは続いていますが、先日用事があって久々街を歩いたら、あっちもこっちもけっこう気合の入った、例年通りの華やかな飾りつけ。
（お店じたいは閉まっていたりする）
たまにこうしてちょっと歩くのは楽しい。
さて！ トゥリーも飾ったことだし、課題やろうっと。。
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Posted by 中島迂生 at 05:34│Comments(0)
│巴里日記2020冬
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