2018年01月15日
2017年3月 ロンドン その2


翌日は日曜で、帰る日です。
この2日目、どこへ行こうか、ちょっと悩んだのです。
何しろ、雨90%っていうとんでもない予報・・・嫌がらせ?!
それでもやっぱり、行きたい場所はひとつしかありません。
基本、街なかが苦手な私にとって、ロンドンはハムステッド・ヒース。
一日、野外を歩くため、わざわざ長靴をもってきたのです。


まず、宿したWillesden Junctionから、バスでGolder's Greenへ。
Golder's Green駅近くの、とっても絵になる路地裏の一画を再訪。
10年以上ぶりでしたが、全く変わっていません。
この変わらなさ、安定感、すばらしい。





さらに通りをたどって、以前、数週間を過ごした建物へ。


レンガのお屋敷、ここです。
いまはおそらく宿ではなくなっているのだけど、変わらず、いい感じ。


Hampstead Heath は、パリでいうとブローニュの森みたいな感じ。
東京でいうと・・・トトロの森的な?(どこだよそれ)
北郊外の、昔は「田舎」でしたがいまは高級住宅街に囲まれたところ。
詩人のキーツや画家のコンスタブルなどにもゆかりのあるところです。
地図で見るとざっとこんな感じで、
今日はこの、西の端っこ→北の端っこ→東の端っこ という感じで歩こうと思います。


Golder's Hill Parkに着きました!
ここがハムステッド・ヒースの西の端っこ。
いまはただのだだっ広い野原ですが、夏にはほんとに素敵なところ。
この日はけっこう強い雨風で、きつかった・・・。
ただ、イギリスのいいところは、冬でも野原が緑なのです。

ヒースの野を越えて、奥には秘密の庭園が・・・。
その3へつづきます。
2018年01月15日
2017年3月 ロンドン その1


セント・パンクラス駅の駅舎。ザ・ブリティッシュなシルエット。
1年近く前になりますが、ロンドンへ週末旅行したときのことをまとめておこうと思います。
私にとってはとても貴重な思い出ですが、3月で、しかもロンドンですから、写真はやや暗めで地味です。あしからず。
この週末、ウェンブリー・アリーナでX japanのコンサートがあったのです。
わりと直前になって、思いがけずチケットを譲っていただいたので急遽行くことに。
はじめてパリーロンドン直通のユーロスターを予約し、宿をとり、地図を研究して交通手段を考え・・・時間があまりなかったこともあり、準備がけっこう大変。
ユーロスターは、イメージ的には「青函トンネルを抜けて、東京ー大阪」みたいな感じでしょうか。
便利なものですねぇ。2時間あまりで、たちまち到着です。



久しぶりのロンドン、あのどっしりと堅実な、ザ・ブリティッシュという風情。
郊外の住宅地も、パリとはまた全然ちがう。
街並、通貨、コトバ、時差もあるし、メトロのシステムも、バスの乗り方も、何もかも全然ちがう。
「あいつらとは違うんだ!」と意地張ってる感じ?


宿は、ウェンブリーの近くでは見つけられなかったので、やや離れたWillesden Junction というところ。
パブに併設されたホステルでした。
インディペンダント・ホステルって、どこも似た雰囲気。
この半分壊れたシャンデリアとか、適当にかけられたタオルとかw
以前、イギリスとアイルランドをずーっと旅してまわったころ、よくこんな感じのところに泊まっていたので、ちょっと懐かしい。
道が渋滞していてバスが遅れ、あまり余裕もありません。
チェックインして荷物をおいて、すぐまたバスで会場へ。
今回はすべてバスで移動し、全部で5回くらい乗ったのですが、ぜんぶはじめてのルートで、勝手が分からず苦労しました。
しかも道路工事でバスルートが変わっていたり、トリッキー。
乗客や、運転手さんや、そのへんの人たちに聞きまくって何とか辿りついた。


コンサートは、すばらしいの一言に尽きました。
私、X japanのライヴははじめてなのです。
はじめてがウェンブリーって、嬉しすぎる。
あの瞬間に、あの人たちと同じ空間に居合わせることができたというのが、ほんとに貴重な経験だったと思います。
席はステージの斜め上あたりで、肉眼でもよく見えました。
YOSHIKIさんのドラムセットがわりと高いところにセットされていたので、むしろアリーナ席よりよく見えたかも?
撮影OKだったみたいで、けっこうみんなスマホで動画撮ったりしていました。
けど、今回は、その場で見聞きするほうに集中したくて一切撮らなかった。
花火とおなじようなものでね。
過去のライヴ動画はいっぱい見てるのですが、その中でも群を抜いて最高のパフォーマンスでした。
このライヴの前後数ヶ月ほどですが、ニコ動のYOSHIKI channelに登録していました。
舞台裏の密着映像や、曲目リストなども見れて面白いです。
X japan の話はこれで終わりですが、ロンドンの話は その2 につづきます。
2018年01月14日
身軽に生きていく



写真は今回処分予定のモノたちの一部。
年末の休みを利用して、いらないものを少し片付けました。
ひとたび学期が始まると、それどころではなくなるから、今のうち。
こちらの暮らしのほうが、モノの循環のサイクルは早い。
服も靴も本も・・・。
量が少ないから、頻繁に着てすぐにいたむし、靴は磨り減るし、本は読み飽きる。
着ない服も、着ないという理由でもういいやと思う。
以前はあまり好きでなくなったり、飽きたりしたものも、使える限り捨てるのには罪悪感があった。
けれど、さいきんそれもなくなってきた。
とくにこの冬くらいから。
「私、これだけ大変な思いをしたのだから、もう、いいよね!」みたいな。
学校がものすごく大変だったのでね・・・。
ストレスがたまるといろいろ捨てたくなるみたい。
モノより、この部屋の主である私の気持ちのほうが大切!!
また、こちらでは、いらない服や靴をいつでも入れられる古着ポストみたいのがあったり、古本屋もあるし、掲示板もある。
だいたい、なんでも表に出しておけば、誰かしらが持っていってくれます。
ムダになることはない。
だから捨てるハードルは日本より低いと思う。
ここまで狭い部屋で、モノを絞って暮らしていく、というのはなかなか貴重な経験だと思います。
家が広いとどうしても、油断してモノが滞りがちなのでね。
年末にアップしたお部屋シリーズの3記事は、写真を撮るところから記事のアップまで一日で終了。私的には快挙です。
それももともとモノが少なくてとくに片付けの必要もないので、そのままパパッと撮れたことが大きい。
常に循環している、というのは健全なこと。
すぐに動けるよう、身の回りはいつもすっきりして身軽でありたい。