2015年02月01日

9月25日(木) バトビュス、再び


9月25日(木) バトビュス、再び 9月25日(木) バトビュス、再び

9月25日(木) バトビュス、再び 9月25日(木) バトビュス、再び

PAUL のパルミエール。/オペラのブックオフで買った日本の雑誌。ww

       *

ノートルダムのわき道を入ったところに、紫のテーブルにすみれの鉢を飾った心惹かれる小さなカフェレストランがあって、こんど入ってみたいと思っていた。
今日はそこへ。

ほんとはとっとと帰ってCAFのサイトをじっくり読み込むべきところなのだけど、CAFのことを考えるだけで気が重く、いまは考えたくない。
そんなことのためにパリに住んでるんじゃない。

シテ島に渡ってほどなくカメラの電池が切れてしまい、今日はもう写真をとれない。
写真のことを気にする必要がないのも、それはそれでいい。

カフェのテーブル席はとても居心地よく、レモネードをお供にしばらく勉強。
お店の人もとても感じがよかった。

それから、ノートルダムの裏の公園にはじめて入ってみた。
色とりどりの花が咲いて、日はぽかぽか照っているし、人々はのんびり楽しそう。
なんだかいるだけでハッピーな気分に。

ふと見上げると、隣接するアパルトマンのバルコンの列。
あぁ、私もこの辺に住みたい。屋根裏のほんとに狭い部屋でいいから。

セーヌの縁で水のおもてを眺めていると、急にバトビュスに乗りたくてたまらなくなった。
こっちに戻って以来、そのうちまた乗ろうと思っていた。今日、乗りたい。今すぐに。
裏手の橋を渡ってみると、魔法のようにそこにバトビュス乗り場が現れ。
これまた魔法のようにちょうどバトビュスがやってきた。
列の最後に並びかけて、そうだ、チケットはギシェで買うのだった、と思い出し、急いで買いにいく。
お金を払う直前になって、そうだ、今は学生なのだっけ、と思い出し、学割ありますか?と聞いてみると、あったようで、思いがけず小さなハッピー。

バトビュスの上から、緑色の水をわけて進む航跡を眺めながら、どっと幸福感がこみ上げてきた。
あぁ、パリに戻ってきたんだな。
アレクサンドルⅢ世橋! 変わらず美しかった。
戻ってもうひと月になるのに、ここへ来てなかったなんて。
飽きずに2時間あまり乗って、だんだん傾いていく日差しの中の両岸を眺めた。
今日は瞳にこの風景を刻む。





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