2011年09月19日

旅行メモ2011 その32 帰り

10May Tues, 晴れ

Underground はどのポイントが実質的に駅なのか、ちゃんと見定めておくべし
長い殺風景な通路、ほんとうんざりする これじゃ飯田橋の地下連絡通路と変わんない
どうせ歩かなくちゃいけないなら、 もっと楽しいところがいい
St. Pancras の駅のガラス天井のところとか

ピカデリーラインの窓からの景色も好きで、ヒースローまでの道々撮ってた
とくに好きだったHounslow Central、北側がハイストリートだとばかり思ってカメラをかまえていたら、南側だった
・・・いいや、またこの次イギリス来たときに

余裕もって着いたけど、セキュリティーを通過したからといって安心してはいけない
それからゲートまでえんえん長々歩いたうえ、さらにモノレールみたいのに乗らなくちゃいけないのだ

ヒコーキはケータリングに問題あったとかで、乗ったまま2時間半待たされた
ビール缶がぶっ倒れてサンダルにぶっかかるし、いろいろ不測の事態はあるものだ
食事は「~とチキン」と言われて「チキンと何?」と聞き返したら、問答無用でチキンを渡されてしまった

でもラッキーなことには、オフピークでけっこうガラガラだった
私のとこ横3列だったのだけど、私ひとり
のびのび足伸ばせて最高
化粧落としてついでにサンダルも洗って洗面台水浸しになったけど

映画のBrighton Rock を見はじめて、トイレ行くので一時停止したらそのまま凍りついて動かなくなった
いろんな人に聞いたけど誰も復活できなかった

朝食に選んだEnglish breakfast は史上最悪
ほとんど手をつけなかったら回収しに来たアテンダントが変な顔してたけど
そもそもああいう代物を出すこと自体がクレイジー ほんとに最悪

着いたら雨
接続よくて一時間ちょっとで最寄り駅に着いたけど、ちょうどバスが行っちゃったところで、そこで50分待たされた
田舎だからね
帰ってみたら車のバッテリーが上がってて再起不能
交換するはめになった



ウェブアルバム
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Posted by 中島迂生 at 21:49Comments(0)英國紀2011

2011年09月19日

旅行メモ2011 その31 Back in London

9May Mon 晴れ

ビクトリアでマーティンと待ち合わせ。
またまた遅れてやってきて心配したけど、無事会えた。結果オーライ。
いちにちロンドンを案内してもらう。

バッキンガムだったと思う、宮殿を通りがかったら、なんかのセレモニーがあって人がいっぱい集まってた。
馬に乗って交通整理するおまわりさん、絵本に出てくるような騎馬部隊や歩兵隊。

それからハイドパークとか、あちこち歩く。
スピーカーズ・コーナーを見たかったんだけど、これがそれ! っていうものはなかった。
「中学のとき英語の教科書で、女の人がなんか台の上に立って演説してる写真を見た! その台のあるとこがスピーカーズ・コーナーに違いない」と私が主張して、ふたりで探して回ったんだけど、それらしきものはなかった。
「きっとその台は、誰かがもってきて置いたんだよ。スピーカーズ・コーナーっていうのは、このへん一画ぜんぶを言うんだよ」とマーティン君。

それからたしか、カムデン・スクエアとかぶらぶら歩いたかな。
なんとかいう有名なおもちゃやさんに入ったり、すし屋に入ったり。
コヴェント・ガーデン行きたい! まだ行ったことないの。
と言って、連れてってもらったんだけど、行ってみたら、あー、ここがそうだっけ! って、以前にふつーに来たことあったのを思い出した。
あたしって・・・(呆)

テムズ川の岸を歩いて、ロンドン・アイとかをバックに
ここの川ぞいに航行するフェリーに乗ろうとしたけど、時間が足りなかった
この次ロンドン来たときね。






ウェストミンスターのまわりとかいろいろ歩いて
大統領官邸のとても絵になるおまわりさんを撮らせてもらう

それからそれからトラックヤードといったっけ
ここに微動だにしないで立ってる兵隊さんと写真を撮るのが名物なんだよ、と教えてもらってお互いに撮りあう
そのうち別の人たちが来たのでそれも撮ってあげた
立ち去るとき振り返ったら、兵隊さんが首をまわしていた
子どもたちが、くすぐったり、笑わせるようなこと言ったりするだろうね、とマーティン君。

トラファルガースクエアのライオンの上に登りたかったけど登れなかった
それから宮殿の前を通ったのでちょっとまた歩く

マーティンを駅で見送ったあと
キングスクロスまで戻って また裏道をゆっくり歩き 夕暮れのカフェでロンドンを噛みしめた
あしたのヒコーキ

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Posted by 中島迂生 at 21:47Comments(0)英國紀2011

2011年09月19日

旅行メモ2011 その30 Portsmouth2

8May, Sun 曇り/晴れ

いまSt. Pancras の COSTA... 夕方8時半、そろそろクローズ。夕ぐれどき、往き交う人々や車の流れを眺めてる。
あすもう一日、マーティンとロンドンを散歩して、それから帰る。

きょうは車窓からの景色を撮りに、もういちどポーツマスへ。
カフェ・ネロの青い紙コップのコーヒーとか、卵サンドとかブルーベリーマフィンだとか買いこんで、窓際の席の小さな折り畳みテーブルでコーヒーをすすりながら、電車がゆっくり動きだす瞬間、何ともいえない幸福感がこみあげる・・・ 

窓から撮るのも、なかなか難しいね。
ずーっとつづいてる生垣の列が、一瞬ぱっと途切れると、人間の目には一瞬でもむこうの景色が見えるのに、カメラだと一瞬真っ白になっちゃう。
建物も、遠すぎると小さすぎるし、近すぎると壁しか映らない。
かといって建物に、もうちょっとうしろ行ってとか言えないし。
電車に、電池換えるからちょっとタイムとか、もうちょっとゆっくり走ってとかも言えないし。
難しいね・・・

ビクトリアまで戻ってきて、しばらく構内のカフェでぼうっとしてた
そりゃロンドンにも、あんまり見ていたくもないしょうもないオフィスビルみたいのもいっぱいあるけどさ
ほんとに本質的なところでセンスがあるよ イギリスの都市計画は いちいち細部までセンスがある
美しいとは何か 調和とはどういうことかよく分かってる
都市でも村でも、いちばん中心にいちばん古くて美しいものがちゃんと残されていて
新しい建物もあくまで古くて歴史的なものを中心に据えて、そのつづきになろうとして調和をかき乱さないように
自分は外縁のほうにひっこんでおとなしくしてるのが ちゃんと現れてる
アパートでさえレンガの壁だもんな レンガでなくてもレンガっぽい、あるいはライムストーンっぽい色調のタイル張りだったり
りっぱじゃなくても古い棟々はほんとに味わい深く、美しい
すっと瞳になじんでなつかしい ああいいなって 心のいちばん深いところをぐっとつかまれる
every detail いちいち美しいので なんかもう瞳のメモリがとらえきれなくなって疲れてしまってうんざりしてくる
どれほど長いあいだこういうものなしで過ごさなくてはならなかったか これからも過ごさなくてはならないか 一体君らは分かってるのか みたいな

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Posted by 中島迂生 at 21:46Comments(0)英國紀2011