2011年08月29日

アンラッキーさん公演♪

先週末は、いつもお世話になってるうちの姉妹劇団のような(全員男だから兄弟劇団か?)のTHE UNLUCKY BOYS さんの公演を見てきました!
http://tubproject.tsukuba.ch/

うちの団員のアンガスくんが客演で出ていまして、うちの夏公演で使ったかつらを「こっちでも使いたいから間に合ったら持ってきて!」とのこと。
そこで、もうひとりの団員さんと、かつらを届けるというミッションを果たすべく。
炎天下の6号を飛ばし、滑りこみセーフでなんとか間に合った!

今回、ケーブルテレビなどでも宣伝してたそうで、ほんとに気合いが入ってました!
ステージも登場人物がみんなぶっとんだ人ばっかりで大変面白かったです。

とくにスパイス的な役柄のアンガスくん、傑作!!
そのかつらって、古代アイルランドの兵士の役の、ロンゲで金髪なんですよ。
あれをどんな役で使うのか? と思ってたら・・・

そのかつらにサングラスかけて、怪しげなスーツ着て、なんと高校の先生役でした!
とてつもなく変なのになぜか異様に似あっていて、大爆笑!!
あまりに派手に爆笑していたらしく、あとからとなりに座ってた団員さんに、「・・・まわりのおばさんたちがびっくりしてこっち見てたよ・・・」と言われました・・・

あぁ、写真撮るのを忘れたのが残念!!
アンラッキーさんのサイトにもまだ上がってないようです。
入手できたらまた載せますね。

そのあとつくばに戻ってひと休みしたあと、まつりつくばの会場を歩いて大迫力のねぶたや屋台や大道芸を見て歩きました。
今年の夏もいろいろ楽しかった!!

でも、感傷に浸ってるひまもなくやることが山積みです。
さて、頑張るぞ!! 目指せ世界!!!(色んな意味で)
  

Posted by 中島迂生 at 17:32Comments(0)演劇一般

2010年08月31日

進みつづける


 劇団アンラッキーボーイズさんの土浦公演<最終弁論>見てきました♪
 15年のキャリアをもつ実力派劇団。
 我々とは対極といっていいスタイル、王道のセリフと動きで勝負! という感じで、歌もダンスも派手な衣装もなし、BGMも最小限。
 いや~、やはり年季の入り方が違います。すごく安定してる。ムダや間延びしたところが一切ない、緊密な構成。
 原作はありますが、脚本はオリジナルだそう。
 芸術の意味を問う力作。
 前半はありがちな一般論の展開と思わせながら、さいごのどんでん返しが鮮やかです。

 原作者がマルセル・デュシャンの<泉>を念頭に置いて書いてるのは明らか。
 個人的には、<芸術>というテーマを<真実>とか<宗教>とかに置き換えて、ドラマティックな構成という点で共通したところのあるアゴタ・クリストフの初期の戯曲<怪物>とか、自分の卒論で扱ったジョージ・シュタイナーの<The Portage to San Christobal of A.H.>などをちょっと思い出しました。

 今回の公演は、フライヤ送っていただいたので知ったのですが・・・。
 さいきん、つくば・土浦近辺のほかの劇団さんの公演も折あるごとに見て勉強しなきゃ、と思いつつ、知らないうちに終わってた、ということが多く、反省しきりです。
 自分のとこの団員さんから「○○さんの公演見てきたよー」という話をきいて、「何だー、知ってたら行ったのに」とか。もっとこまめにチェックしなくてはなりませんな。

 アンラッキーさんからは、自分たちと全く違うことをやってるからこそすごく興味をもつ、と言っていただいて、いつも折あるごとに見に来てくださり、励ましのことばをくださってる。
 こんな活動歴の長い、クオリティの高い劇団さんに認めていただいて、手放しで褒めていただける。こんなうれしいことはありません。

 我々など新参者だし、クオリティも高くないし、自分も劇団代表として当たり前の努力をしてるにすぎないと思ってるのに、何でそんなにまで? と不思議だったんですが、この日、「立ち上げたころの自分たちを思い出す」と言ってくださって、ああ、なるほど! と腑に落ちるところがあった。
 立ち上げの苦労、同じ道を通ってこられたからこそ、ご自分たちの思いに照らして共感してくださるのでしょう。
 うちも立ち上げから2年になり、3作目にとりかかろうというところで、そろそろ新人とも言えなくなってきた。
 これを励みにどんどんがんばって成長していかなきゃ、と思っています。

 アンラッキーさんは、劇団としてはすごくコンパクトで少人数なのです。
 各人の仕事がたくさんあって大変だろうな・・・と思っていましたが、ちょっとお話伺うと、あまり大所帯だと人間関係がゴタゴタするからあえて少人数なのだそう。
 なるほどそうかぁと。
 今回の客演の方が、バンドもやってたという人で、「バンドでも人間関係って難しい」って言うのを聞いて、つい先日、自分自身もバンドでものすごくゴタゴタした私は「そうですよねっ、分かります!!」と大いに熱を込めて共感してしまった。

 さいきんなぜだか、(個人としても劇団としても)色んな方面から批判と賛辞を同時に(しかもどっちもけっこう極端)いただくので、何が何だかよく分からなくなってきてるこのごろ。
 批判はまじめに考えるけど、賛辞も素直に受け取ろう。
 と、とりあえずは思ってます。

 客観的に見て「よい」ステージって何なんでしょう。
 100人中80人が満足してくれたら?
 100人中99人が満足してくれたら?
 それとも、あの人とこの人が、100人の中には入ってない誰か特別な人が満足してくれたら?・・・

 色んな考え方があるでしょう。
 そのどれも、否定するつもりはありません。
 私個人はやっぱり、わが敬愛する心の友、あゆのコトバに一票です。
「信じる道を、進みつづけることだ。必ず分かってくれる人があらわれる」

 何でいきなりあゆ? と面食らう方もいらっしゃるかも、すみません。
 浜崎あゆみ大好きです。長年のファンです。
 わが劇団のステージングも、実は彼女のライヴパフォーマンスから学んでいる点が多々あります。

 でも、それより何より、彼女の人間としてのアーティストとしての芯の強さ、速度を落とさずに、ガンガン進んでゆくパワー。
 あれはほんとに敬服もの。
 信じる道をゆくがゆえに敵を作ったり、大切なものを失ったりもするけれど、結局は共感を勝ち得て、いまも走りつづけている。
 自分が望むあり方も、きっとあんな感じなんであろうな、と思うのです。・・・
 
  

Posted by 中島迂生 at 10:57演劇一般

2008年10月15日

10月13日、自然生クラブ+百景社公演


 13日、自然生クラブ+百景社公演atつくば山麓田んぼ。
 12日の前夜祭から2日がけの催しでしたが、私は2日目の午後だけ見に行きました。

 自然生は、<使徒列伝>。施設長の柳瀬さんがクリスチャンでいらっしゃるので。
 キリスト教からヨーロッパ的な虚飾を剥ぎ取り、その本質だけを日本の風景の中に置いてみようという試みで、田楽にのせて着物姿で使徒たちの生涯、殉教のようすなどを踊りで表現する。

 柳瀬さんの謡、笛、ほんとすばらしいです。声の調子、朗々と響いて。田楽とか、さっぱり知らないのに聴いてすばらしいと思うってことは、ほんとにすばらしいんですよ、ぜったい。
 踊りはいつもの面々、衣裳つけてお化粧して見た目にも楽しかった。
 ほんと天草時代のキリシタンみたいな素朴な感じでしたね。
 お化粧とか衣裳ってすごく大切だと思います。
 同じことをやっててもインパクトがぜんぜん違ってくる。

 百景社は<道成寺>。っていうか道成寺伝説の後日談みたいなやつ。
 郡虎彦さんという人が原作だそうです。
 百景社は前の<オセロー>も見ている。こっちもよかったけれど、個人的には道成寺の方が好きかな。
 台本のなかに繊細な自然描写がいっぱい入って、ゆたかにイメージが膨らんで。まぁ、この辺は個人的な好みですけど。
 衣裳も<オセロー>より華やかで、和洋折衷のフシギな感じの手作りのドレスなんかすばらしかった。さりげなくブラウスに鱗箔の三角形が縫いつけてあったりして。
 さいごに山全体が大火事で燃え上がって終わるくだり、田んぼに立てた木組みと藁の門にほんとに火をつけて燃やしてしまうという演出もすごい。
 おわりころには夕暮れにさしかかっているので炎が映えるんですね。
 そういうところも計算してるんだろうな。
 ただ、世代が若いせいもあるのだろうけど、役者さんみんなけっこう早口なんですね。セリフが観客の耳に入ってから、心の中で像を結ぶまでには少し時間がかかるものです。それが追いつかない・・・せっかくイメージ喚起力ゆたかなセリフなのだから、もう少しゆっくりしゃべったほうが断然いいと思うのだけれど。

 公演後役者さんのひとりと話して、いろいろお話を聞かせていただきました。
 バリリー座のこと知ってた。世界は狭し。
 そのほか、田んぼのなかに絵や彫刻なんかがたくさん展示されて、フシギで楽しい空間になっていました。
 背景にはでっかい筑波山。澄んだ空気、折よく天気にも恵まれて、美しい秋の一日。



  

Posted by 中島迂生 at 01:54Comments(0)演劇一般