2015年02月08日

11月2日(日)その4 Musee National Gustave Moreau




コンコルドからメトロに乗って、トリニテ、2年ぶりのギュスターヴ・モロー美術館へ。

 

 

モローがじっさい住んでいたアパルトマン。

 

 

2年前とほぼ同じアングルで同じもの撮ってるけどw
久しぶりに友だちのうちに来たようで、落ち着く。

 

 

・・・2年前に会えなかったこれに、出会っちゃいました!!
ブルトンが惚れまくってた妖精の絵ですよ!!
これはほんとにヤバイ。彼女、生きてます。
人が彼女を見るとき、彼女も相手を見てるのだ。
角度によって瞳の光の感じが違うの、ほんとに。物理的に。・・・

 

モローの絵に溶け込んでる自分w

 

 

久しぶりのここ、暗いし、重いし、展示スペースの壁の暑苦しいピンクは最悪だけど、そんなことはいいんだ。
デッサンは彼の日々の息づかいのよう。
とりあげてるテーマやモチーフに、いちいちすごい共感する。
天馬、ユニコーン、竜、レダ、デリラ、バテシバ、赤い翼の悪魔・・・。
なぜそのモチーフに心惹かれて描こうと思ったのか、手に取るように分かる、気がする。
気がするだけだけど。
あぁここにこうやって全部保存されて、ちゃんと維持されていてほんとによかったな、と思う。


  

Posted by 中島迂生 at 07:19Comments(0)巴里日記2014-11月

2015年02月08日

11月2日(日)その5 Seine










・・・そのあと、オテル・ド・ヴィルへ。セーヌの辺をぶらぶらしてひと息つく。
サン・ルイの通りはものすごい人で溢れていて、さっさと島の端っこへ逃げ出した。


  

Posted by 中島迂生 at 07:19Comments(0)巴里日記2014-11月

2015年02月08日

11月2日(日)その6 Marais, Centre Pompidou




マレ、日曜の夕暮れ。いつも活気にあふれたエリア。

 

 

ポンピドゥー・センターの上から望むエッフェル塔と、マレの街並。遠くにぽっちりサクレクール。

 

中心区にしては地味な夜景だが、これはこれでいい。

 

 

ポンピゴゥーの図書館でやっていたデュラス展。/ 帰り道、意外に暗い11月の夜のシャンゼリゼ。

      *

・・・それから歩いてマレの楽しい裏通りを抜け、夜景を眺めにポンピドゥー・センターへ。
最上階に着いたタイミングでまたエッフェル塔がきらきら光り始めた。
なんていつもラッキーなんだろ、私。
ただ、街は思いのほか暗かったな。

下りる途中で、なんとデュラス展に遭遇!!
直筆原稿とかメモとか惜しげもなく大量に展示されて、映像とかも流されていて、かなりすごかった。
また館員の女の人がめっちゃ親切で、いろいろ話してくれた。
ほんとラッキー。

帰り道、凱旋門の少し手前で降りてみた。
でも、シャンゼリゼの街路樹はまだイルミネーションしてなかった。

家に帰るまでが遠足です。さいごまで気を抜けない。
この日、帰ったのはけっこう早い時間だったのに、かえってそれが悪かったのか。
その辺にたむろってるめんどくさい連中に声をかけられたり、しつこくついて来られたりしてイヤだった。
Laissez-moi tranquille, s'il vous plait.

でも、やっぱりラッキーだったの。
うちに着いてほどなく、ものすごい土砂降りの雨になった。
その前に着いてたんだもの。


  

Posted by 中島迂生 at 07:20Comments(2)巴里日記2014-11月