2011年10月20日

制作メモ Oct2011 その3

先週くらいのメモ。
努力ということについて考える

次の舞台で使う曲があと2曲くらい いまだに完成しなくて
焦りながら 疲れ果ててベッドに倒れこんでは起きてまた取りかかって
音入れと編集作業をずっとつづけて
もしかしたら使わないかもしれないもののために時間とエネルギーを注ぎつづけて

つづけていく中でやってみてはじめて分かることもそのたびにあって
重ねるトラックも入れてみてはじめて別のアレンジのほうがよいことがわかったり
やっぱり何事もバランスが大切で あまり凝ったアレンジにしてみたら、別のトラックと合わせたときにもっとシンプルなほうが生きるなってわかったり

時間とエネルギーを注いだだけ 最終的にいいものはできると思うんだけど
結局捨てたもののために費やしてきたものも大きいし
あちこち瑕疵はあるけどやっぱりこのトラックを使いたい となると
またあちこち少しずつ削ったり修復したり

なんか際限がない どこまでやるのかって話になってくる
しかもこれだけ仕上げればいいってわけじゃないし
あれこれいろいろやりすぎだってはわかってるけど

演奏もダンスも演技もなにも、一年の決まった時期にしか集中して取り組んでる余裕がないから
何年やってもあんまり進歩してない気もしてくるな

まずあたしががんばって全体の構成を仕上げないことには何も始まらないんだからしっかりしなきゃ って思うんだけど
愚痴ってるひまがあったらだまって努力しろって話なんだけど

「努力するってことは、並の努力をすることじゃない、ふつうの10倍くらいの努力をすることなんだ」
って こないだ職場の飲み会で聞いたコトバ
すごく印象的だった
紙に書いて洗面台の上に画鋲で留めてあるんだ

でも これまでの無名時代、ずっと考えつづけてきたのは
・・・どこからそのエネルギーを得るんだ?

努力して努力して努力して それでも手ごたえがなにもなかったときに
疲れ果ててあきらめてしまったりしないように

努力の仕方を考えて工夫したほうがいいような気がするな
どこでどれだけどんなふうに努力するか
っていうのもセンスであり才能であるんだろう

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