2011年09月19日

旅行メモ2011 その30 Portsmouth2

8May, Sun 曇り/晴れ

いまSt. Pancras の COSTA... 夕方8時半、そろそろクローズ。夕ぐれどき、往き交う人々や車の流れを眺めてる。
あすもう一日、マーティンとロンドンを散歩して、それから帰る。旅行メモ2011 その30 Portsmouth2

きょうは車窓からの景色を撮りに、もういちどポーツマスへ。
カフェ・ネロの青い紙コップのコーヒーとか、卵サンドとかブルーベリーマフィンだとか買いこんで、窓際の席の小さな折り畳みテーブルでコーヒーをすすりながら、電車がゆっくり動きだす瞬間、何ともいえない幸福感がこみあげる・・・ 

窓から撮るのも、なかなか難しいね。
ずーっとつづいてる生垣の列が、一瞬ぱっと途切れると、人間の目には一瞬でもむこうの景色が見えるのに、カメラだと一瞬真っ白になっちゃう。
建物も、遠すぎると小さすぎるし、近すぎると壁しか映らない。
かといって建物に、もうちょっとうしろ行ってとか言えないし。
電車に、電池換えるからちょっとタイムとか、もうちょっとゆっくり走ってとかも言えないし。
難しいね・・・
旅行メモ2011 その30 Portsmouth2
ビクトリアまで戻ってきて、しばらく構内のカフェでぼうっとしてた
そりゃロンドンにも、あんまり見ていたくもないしょうもないオフィスビルみたいのもいっぱいあるけどさ
ほんとに本質的なところでセンスがあるよ イギリスの都市計画は いちいち細部までセンスがある
美しいとは何か 調和とはどういうことかよく分かってる
都市でも村でも、いちばん中心にいちばん古くて美しいものがちゃんと残されていて
新しい建物もあくまで古くて歴史的なものを中心に据えて、そのつづきになろうとして調和をかき乱さないように
自分は外縁のほうにひっこんでおとなしくしてるのが ちゃんと現れてる
アパートでさえレンガの壁だもんな レンガでなくてもレンガっぽい、あるいはライムストーンっぽい色調のタイル張りだったり旅行メモ2011 その30 Portsmouth2
りっぱじゃなくても古い棟々はほんとに味わい深く、美しい
すっと瞳になじんでなつかしい ああいいなって 心のいちばん深いところをぐっとつかまれる
every detail いちいち美しいので なんかもう瞳のメモリがとらえきれなくなって疲れてしまってうんざりしてくる
どれほど長いあいだこういうものなしで過ごさなくてはならなかったか これからも過ごさなくてはならないか 一体君らは分かってるのか みたいな

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Posted by 中島迂生 at 21:46│Comments(0)英國紀2011
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