2020年09月17日

つくばで楽しんだ映画たち(1) フジコ・ヘミングさん関連

ツタヤで借りてきた、見たかった映画のDVDなどなど。。



見たい映画が公開されていても、つくば近辺では上映してなくて、暑いさなかにわざわざ都内まで行く気にもなれないし、ということで、DVDになってからのこのこ数年遅れで見ることが多い。
この夏見ていちばんすばらしくて、スクリーンショットをたくさんとりたくなった作品は、なんといっても<フジコ・ヘミングの時間>。これもけっこう、数年前の作品だけど…。

同じパリに住んでいても、こんな素敵な住まい、こんな素敵な暮らしもあるんだなー、と思ってしまう。。
どの角度、どのショットを切り取っても、映画のためにつくりこんだセットのようで。
<ヴェニスに死す>みたい。。



見始めのさいしょの印象は、ずいぶん画面が明るいなー、っていう。。
フジコさんの映像は、(ピアノの音色やものの考え方なんかも含めて)ちょっと陰影礼賛みたいなイメージがあったから、正直、ちょっぴり違和感。
なんというか、とても…いまふう。。まぁ、綺麗だからいいのだけど。。



いま住んでいらっしゃるマレ地区のアパルトマン。



お気に入りの雑貨やインテリアをひとつずつ説明するフジコさん。



瀟洒な部屋を、自由にウロウロするニャンコたち。



お出かけするフジコさん。ノエルの季節なんですね。



歴史あるパリの街になじんで、絵になっています。。

 

見慣れたマレの街並みや、市庁舎の夜景も、こうして映像で挟まれるといい感じ。



お友達と。ほんとに絵になる部屋だなぁ…。。



共演するウィーンのカルテットと、自宅でのリハーサル。
バロックっぽいシャンデリアが素敵。。



コンサート会場となる教会で。フジコさんの雰囲気とほんとになじんでいます。。



コンサート当日。この日、私も聞きにいっていました!

 

黒と白でシックにまとめていて、素敵な衣裳だった。



ところ変わって、京都。。コンサートのあと、ステージ衣裳のまま夜の街を歩くフジコさん。



下北沢のおうち。何度もほかの映像や本でも見ているけど、やっぱり素敵。。
ほんとに映画のセットのようです。



いつものように、猫とピアノと。。




フジコさんに関連して、もうひと作品。。
<フジコ~あるピアニストの軌跡~>
ずっと前のフジコさんの別のドキュメンタリー作品もあったので借りてきた。
こちらはもう何度目かになるけど、何度見てもいい。

 

ただ… <フジコ・ヘミングの時間>のあとでは、すごく暗く見える。
じっさい夜はこんなに暗いのかな、それとも当時のカメラ技術の違い?
画面のフォルムも、ずいぶん違う。こんな真四角だったっけ…。
まぁ別に、どっちがいいというものでもないのだけど。。



昼間、電気をつけた部屋のようす。
家具がたくさんあって賑やか。。みなそれぞれに物語のある、フジコさんのお気に入りたち。



思い出をいっぱい詰めたスーツケースを持ち出すフジコさん。
猫が「なになに?」と寄ってきてますw



昔の日記帳を見返すフジコさん。
映像のなかの所作のひとつひとつも、ご本人の描く絵のよう。。



ドイツで住んでいたアパルトマン。



フジコさんの住んでいた部屋。
インテリアの好みも、ずっと一貫して変わってないのが分かります。
色調もセピア&茶系で落ち着く感じ。そしてやっぱり、ピアノと猫。。

映画を見ていて素敵だなと思うシーンがあるとスクリーンショットを取ることにしていますが、なかなかブログにまとめるまでいかないことが多い。
でも、なんとかこの機会に少し。。

スクリーンショットを取ってもどうしても全画面では保存できず、外枠にツールバーみたいなよけいな端っこが残ってしまう。
どうしても気になるので、それを一枚ずつ、<ペイント>でトリミング。はぁー、これがけっこう大変だった。。
この作業にずいぶん時間がかかりました。

長くなってしまったので、ほかの作品たちはこのあとの記事にて。。
























  

Posted by 中島迂生 at 06:19Comments(0)つくば日記2019夏