2015年11月23日

9月21日(月)~ 再びパリへ


  

新しい学校のまわりの景色。。



***

久しぶりのつくばもよかったけれど、久しぶりのパリもまたよし。
3週間いなかったあいだに秋もすっかり深まっていた。
夜、バスに揺られて街を抜けていくと、その美しさに改めて心打たれたり。

こちらに戻って、まずは新しい学校の登録手続き。
それから、滞在許可更新の件でまたプリフェクチュール(警察)から呼び出しを受けていたので足を運ぶ。

と、そこでまったく思いもしなかったひどい仕打ちを受けることに。
ほんとに、一寸先は闇だ。
どれくらいひどいかっていうと、

はあ?! ふざけんな!!! んなことしていいと思ってんのかよ?!!!!!!

みたいな。
あまりに頭に来て、怒りのあまりしばらく体調を崩したほどだった。

警察に訴えてやろうにも、相手が警察だ。どうしようもない。
イヤならフランスから出ていけっていう話になる。

あとから色々調べたり、大使館に訴えたりして、そんな仕打ちを受けたのが私だけではないと知ったけれど・・・

つくづくと思ったのは。。
世界じゅうどこに住むにしても、まず第一に許可を求めなければならない相手とは。。
それはイミグレでも警察でもない、私自身だ。
私自身がここに住み続けることを、まず自分に許可しないとだめだ。

だから今回、自分に言った。
とりあえずはもうしばらく、この街に住んでいいよ。
プリフェクチュールはクソだけど、街が綺麗だからね。
どうしても頭に来てほんとに我慢できなくなったら、そのときまた考えよう。。

私、すでにイギリスもアイルランドも、イミグレの態度のひどさにブチ切れて出て行ってしまった。
どんなに風景が美しくとも・・・あんな侮辱を受けては二度と足を踏み入れる気にならない。。

だからこのヨーロッパで、行き場所の選択肢は狭まる一方だ。
いよいよダメとなったら・・・こんどはポルトガルにでも住もうかしら。。




  

Posted by 中島迂生 at 22:39Comments(0)巴里日記2015-9月