2015年08月12日
5月17日(日) パリの芸術的な壁たち
引っ越し3日め。
シャワーの排水問題は大家さんに連絡し、早々に水道屋さんが来てくれることに。
水道屋さんといっても、こちらでは<プロンビエ>(鉛管工)というらしい。
昔、水道管が鉛管製だったころの名残ですね。
それまでは最小限のお湯でなんとかやりくりします。
キャンプ経験は豊富なので慣れてるし、とくに困ることもないのですが・・・
まさかこんな場面で役に立つとはw
3日め、荷ほどきと大掃除もひと段落して、夕方、近所の散歩に出掛けました。
下町的な、いい雰囲気のカルティエ。
ぶらぶら歩くうち、こんな壁を発見して、感動してしまった。。
なんと芸術的な汚れ具合に剥がれ具合。
そのまま絵のようだ。。
こういうものがそのままに保たれているところが、この街のすばらしさ。
2015年08月12日
5月15日(金) 引っ越し当日!
待ちに待った引っ越しの日です。
この日は分刻みのスケジュールでね。
朝、普段通り学校へ行き、午前中の授業のあと、新居の鍵を受け取りにモンパルナスへ。
それから飛んで帰って午後の授業へ滑り込み、終わるが早いかまたメトロ。
うちへ戻って荷物の運び出しとさいごのゴミ捨て、そして管理人に立ち会ってもらってチェックを済ませます。
何しろ管理人が6時で帰ってしまうので、そこまでが勝負でね。
でもおかげさまで無事終えました。
引っ越し先の14区までは、荷物と一緒にタクシーで。
タクシー、電話で呼ぶのが心もとなかったので予行演習までしていたのに、管理人があっさり
「呼んであげるよ」と、あっというまに呼んでくれました。
これはありがたかった!
それから管理人とタクシーの運転手と、二人で車に荷物を積み込むのを手伝ってくれましてね。
そんな全く期待してなかったので、大感激でした。
何て親切な人たちだ!!!
引っ越し先までけっこう距離があって、運転手さん無言で運転してるので、
「あのー、よかったらラジオでお好きな音楽でもかけてくださいね」って言ったら、
「ラジオ壊れてるんだよー」って。パリのタクシーらしいw
そして、ついに新居へ到着!!
ここから私のほんとのパリ生活が始まるのだ!!!
と、気分あがったまま夜中までガタガタやって、疲れた体を清めるべくようやくシャワーを・・・浴びようとしましたら、
いきなり排水口が詰まってて、床じゅう水浸しに。。。
何とも古式ゆかしいパリのアパルトマンな、新居第一夜だったのでした。。