2011年06月02日

旅行メモ2011 その8 ヒコーキ

生きてくって、そのものがほんとに旅ぐらしのよう。
いつでも荷物をまとめて、次の場所へ出て行かなくてはいけない。
ときによっては、次の場所が決まってなくても。
ちょっと荷物おいてひと息入れようとすると、すぐまた追い出される。
いつもその繰り返し。・・・

22 Apl
ヒコーキはこわくない
イギリスへ向かってて死ぬのならいいや、と思ってるから
だからほんとはこわいんだと思う。
行きたくもないとこへ行くために乗るのはイヤ。

いちばん落ち着かないのは離陸のとき。
何度乗っても手に汗握ってしまう、あの独特の違和感、不安定感。
地上を離れてこれから12時間も過ごせるかな、みたいな

でもそれはたぶん 世界が切り換わる境界のところをくぐり抜けてるからなんだと思う
ひとたび空の上の軌道にのってしまうと それがもう普通のことになって
むしろ今まで地上に縛りつけられていたことのほうが不自然に思えてくる

いつも思うのだけど、ほんとにステーブルで高速に乗ってるみたい
今回はケータイでシベリアや北欧の写真を少し撮った
あとは大方ひたすら寝てた いくら寝ても眠くて眠くて
後半ちょっとスクリーンのプログラムを聴いてみたけど 気づくと寝てた
機内食は今回はほとんど外れ

到着はお昼過ぎ
窓から見えてくるイギリスは、緑のなかに菜の花畑の黄色があざやかなパッチワーク
赤レンガの街並み、整然とした都市計画だな何度見ても
機内放送で「ただいま25℃です」って! おいおい、夏じゃん
だんだん地表が近づいてきて うわぁお城とか湖とかすぐ下に見える
とか感動してたら 気がついたらもう滑走路走ってた
入管はいままでで最悪の経験

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Posted by 中島迂生 at 03:25Comments(0)英國紀2011