2020年11月20日
プラクシノスコープ制作 二日目:ペン入れ
授業の課題で、アニメーションのもとになったひとつ「プラクシノスコープ」なるものをつくってみています。
<二日目>
一日目に鉛筆で下書きした12コマのペガサスのイラストに、ペンを入れ始める。
さいしょの2匹で、相当疲れきってしまい、ひと休み。。
なんか、ふだんと違う疲れかた。
脳みそのふだんとは別の部分を使ってる感じ。
(ふつうは「2頭」っていうのだろうけれど、ちっちゃいのでここは「2匹」で。。)
はぁ、疲れた…。残りは別の日にやろうかな。
思うに、ペン入れの疲れって頭の疲れなのでしょうね。
作業の疲れではなくてね。
ペン入れって取捨選択だから。
ペンを入れるのは勇気がいる。
複数ざざっと描かれている鉛筆のラインのうち、あれとそれを捨ててこれだけ取る、ということだから。
入れてしまってから、あ、失敗したなっていうことももちろん。
けれど、まず入れてみないと進まないし、このラインじゃなかった、っていうのも分からない。
人生と同じね。
ただ、ここでは別に人生を決するコンクールに打って出ようっていうわけじゃない、単なる習作なんだからちょっとくらい下手でもいい、とにかく描かなくては進まない。
描く以上はちゃんと描かなきゃ、とか思っちゃうとどんどん完璧主義になって作業が滞るので、それはなしでね。。
自分でもうすうす分かっていたけれど、いちばんしんどかったのはさいしょの2匹で。
ひと休みしたあとまた取り掛かると、だんだん慣れてきたようで。。
時間はかかったもののその日のうちにペン入れは終了し
最終的に紫の色鉛筆で色付けするところまで。
ペガサス自体の色付けは、これでおしまい。
ただ、背景をちょっとカラフルにしたいと思っていて。
でも、色の配置をどんなふうにしたら、くるくる回っているとこに映えるかちょっと分からない。
なので、それは本体をつくっていろいろテストしてみてからにしようと思う。。
この日は、やってるうちに、なんか乗ってきた感じ?
始めたら途中でやめられなくなったというか、今日のうちに仕上げてしまいたい。
こういうのって、時間があれば毎日少しずつやるのも楽しいけど、突貫工事もよし。
いまやってるひとつのことだけに集中する感じ、なんか子供の遊びと変わらないかな。
過去や未来と切り離されて、すごく純粋な時間のなかにいる感覚。
ほかにも色々、やらなくちゃいけないことはあるのだけど、それはいったんおいて、今はとにかくこれ、みたいな。
それはある種思考停止でもあるわけだ。
つまり遊びとはある種、思考停止ハイでもあるわけなんですね。
でも、不健全なわけじゃない。
むしろときどき必要なこと。
こういう時間って、定期的にとったほうがいいような気がするな。
精神的に次元が広がる感じがする。
時間の長さはそんなにいらない気もするな。
忙しいからと面倒がらないでこういう時間もときどききちんととった方が、全体的に色々いい方向にまわっていく気がする。
ふだんやらないことをやると、ふだん感じないことを感じる。
それがいろいろ考えるきっかけになったり。
普通だったら、自ら「あ、ちょっとプラクシノスコープつくろうかな」なんて絶対考えないもの。
正直そこまでひまじゃないし、そもそも、つくったあとどこに置いておくのよ?とか考えちゃう。
(それは、正直ほんとに問題。。)
そういう意味では、外からの強制力というのもきっかけとして悪くはないかも。
それと…
ブログを書いていて、過去の馬のイラストと見比べたら、やっぱりあまりにも目つき悪いのでw 顔の表情は、あとから少し描き直した。。
何だろう、くすぶってる今の自分の屈折ぐあいが出てたのでしょうかね…。
三日目につづきます。。
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<二日目>
一日目に鉛筆で下書きした12コマのペガサスのイラストに、ペンを入れ始める。
さいしょの2匹で、相当疲れきってしまい、ひと休み。。
なんか、ふだんと違う疲れかた。
脳みそのふだんとは別の部分を使ってる感じ。
(ふつうは「2頭」っていうのだろうけれど、ちっちゃいのでここは「2匹」で。。)
はぁ、疲れた…。残りは別の日にやろうかな。
思うに、ペン入れの疲れって頭の疲れなのでしょうね。
作業の疲れではなくてね。
ペン入れって取捨選択だから。
ペンを入れるのは勇気がいる。
複数ざざっと描かれている鉛筆のラインのうち、あれとそれを捨ててこれだけ取る、ということだから。
入れてしまってから、あ、失敗したなっていうことももちろん。
けれど、まず入れてみないと進まないし、このラインじゃなかった、っていうのも分からない。
人生と同じね。
ただ、ここでは別に人生を決するコンクールに打って出ようっていうわけじゃない、単なる習作なんだからちょっとくらい下手でもいい、とにかく描かなくては進まない。
描く以上はちゃんと描かなきゃ、とか思っちゃうとどんどん完璧主義になって作業が滞るので、それはなしでね。。
自分でもうすうす分かっていたけれど、いちばんしんどかったのはさいしょの2匹で。
ひと休みしたあとまた取り掛かると、だんだん慣れてきたようで。。
時間はかかったもののその日のうちにペン入れは終了し
最終的に紫の色鉛筆で色付けするところまで。
ペガサス自体の色付けは、これでおしまい。
ただ、背景をちょっとカラフルにしたいと思っていて。
でも、色の配置をどんなふうにしたら、くるくる回っているとこに映えるかちょっと分からない。
なので、それは本体をつくっていろいろテストしてみてからにしようと思う。。
この日は、やってるうちに、なんか乗ってきた感じ?
始めたら途中でやめられなくなったというか、今日のうちに仕上げてしまいたい。
こういうのって、時間があれば毎日少しずつやるのも楽しいけど、突貫工事もよし。
いまやってるひとつのことだけに集中する感じ、なんか子供の遊びと変わらないかな。
過去や未来と切り離されて、すごく純粋な時間のなかにいる感覚。
ほかにも色々、やらなくちゃいけないことはあるのだけど、それはいったんおいて、今はとにかくこれ、みたいな。
それはある種思考停止でもあるわけだ。
つまり遊びとはある種、思考停止ハイでもあるわけなんですね。
でも、不健全なわけじゃない。
むしろときどき必要なこと。
こういう時間って、定期的にとったほうがいいような気がするな。
精神的に次元が広がる感じがする。
時間の長さはそんなにいらない気もするな。
忙しいからと面倒がらないでこういう時間もときどききちんととった方が、全体的に色々いい方向にまわっていく気がする。
ふだんやらないことをやると、ふだん感じないことを感じる。
それがいろいろ考えるきっかけになったり。
普通だったら、自ら「あ、ちょっとプラクシノスコープつくろうかな」なんて絶対考えないもの。
正直そこまでひまじゃないし、そもそも、つくったあとどこに置いておくのよ?とか考えちゃう。
(それは、正直ほんとに問題。。)
そういう意味では、外からの強制力というのもきっかけとして悪くはないかも。
それと…
ブログを書いていて、過去の馬のイラストと見比べたら、やっぱりあまりにも目つき悪いのでw 顔の表情は、あとから少し描き直した。。
何だろう、くすぶってる今の自分の屈折ぐあいが出てたのでしょうかね…。
三日目につづきます。。
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Posted by 中島迂生 at 01:09│Comments(0)
│巴里日記2020冬
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