2018年04月23日

日本にもあったらいいな! パリの古着回収ポスト




着なくなった服、みなさんどうしてますか?
フリマアプリに出すほどのものでもないし、でも資源ごみの日に出そうとしたら、あいにくの雨。
そこで時間をつくりリサイクルショップへ持っていくと、二束三文なのはいいとして、個人情報を書かされ、
免許証までコピーされ、あげくは大半のものを「これはお引取りできません」と返されてしまい、
また持って帰ってくるはめになるときのあの虚しさと、やり場のないモヤモヤ感と・・・。
そんな思いをしたことがあるのは、私だけではないはず。
何とかしてムダなごみを出したくない、その一心なだけなのに・・・。



パリに住み始めてから、この問題を解決する画期的なシステムを発見しました。
それが、市で設置しているこの「古着回収ポスト」。
いらなくなった衣類や、布製品、革製品などを、いつでも好きなだけここに放り込んでくださいな、と
いうすぐれものです。
ただし、もちろん洗濯済み、きちんと乾いた状態であること。
放り込まれた衣類は選別され、ものによって再利用されたり、リサイクルにまわされたり(おそらく
繊維や燃料として)するそうです。



ポストの前面に、注意書きがはっきり書かれています。
Des vêtements et linge de maison
家庭から出た衣類や布製品
propres et secs en sac fermé
清潔で乾燥した状態であること。口を閉じた袋に入れること。
Des chaussures liées par paire
靴類は左右がそろっていること。
Des articles de maroquinerie
革製品もOK。



ポストの側面には、回収されたあとどうなるかの過程も図入りで分かりやすく描かれています。
このポストは、日本大使館のすぐそば、凱旋門からのびるオッシュ通りにあるもの。
黒塗りのリムジンの並ぶ堂々たる大通りに、臆せずでんと構えたところ、頼もしい限り。
このシステムのいいところは、まず、「いつでもやってる」ところ!
24 時間いつでも利用可能で、行ってみたら閉まっていた、とか休みだった、なんていうこともありません。
しかも近い!
私はいまパリに住んで2 軒目のアパルトマンですが、どちらにいたときも、歩いていける範囲に
このポストがありました。
1 軒目のときなんて、駅へ向かう途中にあったものです。
買い物に行くついでに持っていけて、便利なことこのうえなし。
引き取ってもらうのに、お金もかかりません。
さらに、個人情報を書かされることも、引取りを拒否されることもありません。
(もちろん、きちんと規準にかなったものだけを入れることは言うまでもなし。)



このシステム、日本にもぜひ導入してほしい!
どこかの自治体が始めてくれないかな、と切に思います。
日本の古着再利用率は、いまだ10%から20%にすぎないらしい。
でも、できればムダにしたくない、ごみにしたくないという思いは、誰しもが持っているはず。
きっと手間がかかるとか、システムが複雑で面倒という理由で行動に移せないだけ。

こんなポストが近所にあったら、回収率は飛躍的にアップするだろうにな。
そうですね、もし近所のコンビニなんかにこんなポストがあったら!・・・
ちょっと買い物に行くついでに着ない服たちを気持ちよく手放せたら・・・
そして、できれば服だけでなく、使わなくなった日用品や文房具なんかのポストもあったら・・・
そうしたら、どんなにかそうしたものが有効活用され、日本中のおうちもすっきりすることでしょうね。









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