2017年12月31日

パリのお部屋の個人的イストワール(1)




ちょっと思い立って、現在、2年半ほど住んでいるこちらの部屋のようすを記録にまとめてみようと思います。
引っ越してきた日、残された大量のガラクタを運び出し、大掃除から始まったここでの暮らし。
思えばほんとに、日々これ掃除とペンキ塗りと、あらゆるトラブルとの戦い。
さいしょはほんとに汚かったのです。いや汚れてるだけなら掃除すればいいのだけど、問題はアクセスしづらさ。
狭くて奥まっていて物理的に手が届かないとか。方法論から編み出さなければならないのでほんとにたいへん。
まさかこんなところで創造性を要求されるとは。
くわえてもともと家具つきの部屋で、自分でどうこうできる余地があまりないので、その中でいかに居心地よく整えるか工夫のしどころなのです。
パリ14区。古いアパルトマンの2階、北向き、9㎡の中にベッド、キッチン、シャワーまで全部つめこんだ極小部屋。
人が生きていくうえでのまさに最小単位という感じ。



入り口のドアです。ここからぐるっと時計回りにいきます。
カギが2つついてるのだけど、下のカギのたてつけが悪く、つねに油差してないと回りません。
なので玄関わきにグリースの缶を常備。



メザニンベッドの下の、いつもいるスペース。ここで色々やってます。
今日は写真とるためにちょっときれいにしたので、ちょっとネコかぶってる感じw
ふだんはこれより多少散らかっています。
机代わりの台の中には書類や本類、ボストンバッグなどを収納。
左手はアルモワール(衣装だんす)。越してきたときは、ここの裏を掃除するところから始まった。
裏には大量の埃とクモの巣が。



頭上のベッドを下から見たところ。もとはナチュラルウッドの木目調だったのをペイント。
とにかくでかくて圧迫感があって、見た瞬間「これは白く塗らなきゃ!」って。
面積的にはいちばん大きくて大変でした。二度塗りしたし。
ここをはじめとして、白ペンキをいったい何缶消費したか。
郊外の大型店まで買いに行くので、もって帰るのがいつもたいへん。



たんすの中。この小ささありえない!って、私もさいしょは思いましたよ。
こちらでは服はモノトーンにおさえ、彩りはスカーフで添える方向にシフト。
きれいな色が好きなので、つくばの家のワードローブには虹の七色が揃っているのですけど。。



窓側の壁。ここは一時期カビで真っ黒になって大変だったのです。
掃除して上からまたペンキ。微妙にこまかい凹凸があって、完璧に塗りこめるまで何度も重ね塗り。
カビってほんとに根深いのです。いやはや疲れました。

はしごにも白ペンキ。乾くまでベッドに上がれないので、その日は床の上で椅子を3つ並べて寝たっけ。
私、ペンキ職人になれるんじゃないだろうか。

窓辺には街じゅう探し回って、お店に展示用で残っていたさいごの一台を売ってもらった白のエレピ。
人が生きていくには、水と空気と音楽が必要です。



壁につくりつけの棚ももとはナチュラルウッドで、古びて暗い色になっていたのを二度塗り。
棚板は表裏あるので、乾かしておくスペースの問題など色々たいへんでした。
近所の雑貨屋さんでぴったり入るケースを探してきて、ここには季節でない服や靴類など入れています。
ちょっと高すぎて、出し入れがたいへん。



はしごを登って、メザニンベッドの上。ここだけはまるでホテル仕様w 広くてゆったり。
ランプも白く塗った。

(2)につづきます。





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