2012年02月10日

つくばセントパトリックス・フェス2012準備 Jan2012

超個人的備忘、長文内部ネタほとんどグチしかも問題発言あり。
フェスサイトのほうには書けないから、こっちに書く。
検索かけてまで見に来てくれるならむしろ本望だ。

もともと12月に、フェス支援者のある方にメールした内容なのだけど、記録に残しておきたいので、少し表現を和らげてこちらに。
劇団ネタを読みに来てくださってる方々、どうぞここは飛ばしといてくださいまし。

年間を通して活動のバリリーと兼任で、私は毎年3月のつくばセントパトリックス・フェスも主宰しています。
http://stptsfes.tsukuba.ch/

今年で5年目。
劇団を立ち上げるのに半年ばかり先んじていた。
毎年、ほぼ4ヶ月はこれでつぶれるといってもいい。

正直、ここ何年と、私はほんとにやる気をなくしているのです。
東京と横浜は大使館のバックアップであんなに盛り上がってるのに、つくばの冷遇はほんと、何なんだと思う。
同じ関東なのに。
INJの規定で、恒常的に関われるメンバーが5人以上いないとあらたな支部をつくれないことになっていて、だから目下のところINJつくばはつくれないのです。
INJ支部として認知されないということは、イコール補助金が出ないということ。
人がいないからひとりとかふたりとかで奔走してものすごく大変なうえ、しかも人がいないというまさにその理由で補助金も出ない。
こんな不公平なことってありません。
この不公平ぶりを何年と見せつけられてきて、もう力が出なくなってきた。

さいしょのころはフェスをやること自体が楽しかったからよかったのだけど、もうあんまり。
毎年、パトリックフェスの由来を笑顔で説明して回るのもいいかげんアホらしくなってきたし、書類申請でお役所回りするのもめんどくさいし、そのうえ自腹で会場使用料とか道路使用料とかイベント保険料とかを毎年払い続けるのも、もう・・・。

INJの中心になってる人たちに対してもたまりつづけている不満が、もう我慢できないほどに。
少し前まで副会長だったある方なんか、地元も地元(隣町在住)なのに、つくばのミーティングにもパレードそのものにも、一度も来たことがありません。
さいきんなんか問い合わせメールの返事さえなし。
借りた備品の扱いに問題があったとか、文句があるときだけ。

会長の方は、震災のとき、東京のパレードが中止になったので、じゃあ次の週のつくばに来てくれるかと思ったら、同じ週にあった大阪のパレードに行ってしまいました。
頭にきて、私も大阪行ってしまいました。
しかも、私は大阪のパレード会場でいろいろ手伝って一生懸命働いてたのだけど、その方はのんびりお客さん決め込んでいただけだった。
なんか非常にむなしくなりました。

あと、東京INJメンバーのひとりで、とある口の悪い人のことも。
先回原宿パレード会場の掃除ボランティアと説明会があって、がんばって顔出した。
間に合うように着いたのだけど、予定より早く終わってしまっていた。
そしたら、人の顔見るなり・・・「掃除さぼったな」って。

あなたね。
こっちはINJ支部として認めてさえもらえないのよ?
「あたしだったら遠くから来てくれたっていうだけでお疲れ様って言いますね」
笑顔でそう言ったらさすがに黙り、そのあと私と目を合わせようとしなかった。

けど、そのあとINJの絡んだイベントに行くと受付やってたりするんです。
ほんと顔見るのも憂鬱で、それもあってさいきんINJ全体から遠のいてる。

まぁ、外的な状況としてはこんな感じなのですが・・・

いちばんの根本的な問題というのは結局のところ、私という人間そのものがあんまり、博愛心をもって国際親善のためにどうのこうのとか、そういうキャラじゃない/なくなってきたのだろうと。

正直、フェスはもう2年目くらいから、劇団のプロモーションの一手段にすぎなかった。
フェス代表という立場を使ってなんとかコネクションをつかみたくて、機会あるごとに英訳したスクリプトを持ち歩いた。
大使館関係の人たち、大使にも渡したけど、ただ渡しただけだった。
文化・広報担当のアシュリンさんとも「こういうことをやりたいんです」と話したけど、はっきり「難しいと思うよ」(←日本語)と言われた。
・・・だったらもう、ここで私ががんばる意味がないよ?

私は物書きとしての中島迂生としての、個人的名声を追求してゆきたい。
私の中心は書くことなのです。
私は自分の書いた作品たちを、世界に知ってもらいたい。
いまのところそのために劇団というかたちでやっているけど、必ずしもそれにはこだわりません。
そのための方法論を、ひきつづきいろいろ探っていかなきゃと思っています。
とにかく、それ以外のことにはもう、あまり時間を割きたくないのです。
そんな感じです。

でも、とりあえず今年はやる。
それはこんな状況にも関わらず、いっしょにやろうと言ってくれてる人たちがいるから。
都内在住にも関わらずお仕事もお忙しいのに毎回こんなに快く協力してくださってるSさん。
ユーロブラスのHさん。
PAをもっていきますまで言ってくださってるJさん。
Last but not least... いつもパレードで歩いてくださるパトリック役のM神父。
だからやらないわけにいかない。

でも、今年は(とりあえず私のほうは)あまり宣伝はがんばらないで、心から来たいと思って来てくださった人たちがゆっくり楽しめるような、こじんまりとゆるい感じでやろうかなと思っています。
そんなこんなで、INJとか大使館とかとはもうあまり関わりたくなくなってきたので、パトリックの衣裳とかもこっちでつくって、備品借りるのももうやめようかなと思ったりしています。
人様のほうで声掛けていろいろ連れてきてくださる分には、全然歓迎なんですけどね。

こちらの不満をINJ関係の人たちにおだやかな言い方で少しは伝えたほうがいいのかも。
「もうつくばはやりません!」とかいきなり言って、あとから「そんなところまで追い詰められていたんだったらなんとか考えたのに」とか言われても仕方ない。
私としては乗っ取るのだったら乗っ取ってくれて全然OKなんですどね。
それとも何も不満言わずに静かにやめたほうが大人でしょうかね。

後記・・・
会長さんから、「つくばはいつやるんだ、早く返事くれ!」メールが来たので、不平不満もぜんぶ含めて思いのたけをぶちまけてしまいました。
いちおう言葉遣いにはちょっとは気をつけたつもりですが・・・

そしたら返事が来て、「ボクだってボランティアでやってるんだから大して何もしてあげられない。というか、ボクも今回の震災のゴタゴタで疲れ果ててしまったので来年限りで会長やめる。」ということでした。
・・・みんな疲れてるんだなー・・・

あの震災ではほんと、みんなの疲れがどっと出た感じだったよ。
副会長さんも役職降りちゃったし、アイルランド政府観光庁のもうひとりの方も・・・
着任早々あれに見舞われたのに逃げなかった大使のニアリーさん、あなたはエライ。

つくばのイベント全般に関して言えば、まぁ・・・地方がさびれてるのはどこも同じですが、市や関連団体とうまいことコラボできてるイベントはそこそこ盛り上がってるんですよね。
ただ、自分もそれやってみて分かったんですが、ほかの団体とつるむと、センパトの趣旨をそっちの団体のやりたい趣旨とすり替えられそうになって守り抜くのにけっこうエネルギーが必要だったり、「機材を貸してやるからこちら指定の業者で人件費は払え」とか、「破損があったらふつうに弁償ねー」とか、微妙に納得のいかない助け方をしてくれたりするんですよね。
そういうのがあってちょっと疲れちゃって。

INJに対しては、何というか、自腹なの自体がいやだというよりは、不公平感?
ほかのどこも自腹だったら文句なんて言いませんて。
5人という規定は、それなりの理由があってできたんでしょうけど、その縛りのおかげで潰れそうになってるパレードがあることを知ってほしいんですよ。
というか、ほんとに潰れてみないと、本気になって考えてくれないかも。
「文句言ってるけど、何だかんだ言って結局つづいてるから、今後もほっといていいだろう」って思ってほしくないんですよ。
本気になってこの不公平を是正してもらうために、一回ほんとに潰れた方がいいのかも。・・・









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Posted by 中島迂生 at 15:51│Comments(0)その他のイベント
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