2011年12月25日
湖底の都 初演備忘Ⅲ
●ダンスなど
まぁ、結論から言うと、あんなものかな。
基本、だいたい自分の踊るところは各自が振り付けしてた感じで、各自ができるところをできる限りにやったらああなりました、みたいな。
曲と同じに、とくにさいごの踊りでは、優雅なだけじゃない、パンチの効いた、力強い感じを取り入れたかった。
今回個人的にいちばん頑張ってくださったのはロンデナント王子かな。
毎日、娘さんを相手に練習されたそう。
そのかいあって、本番もばっちり。
役柄を踏まえて、独自のタカラヅカ的演出を加えてくださったのもよかった。
魚ナンバーワン嬢が、みんなで踊るさいごのダンスの振り付けを考えてユーチューブに上げてくださったのだけど、みんながみんな覚えられたわけではなかった。
2年前のエインガスのときに、やっぱりユーチューブで振付を覚えてもらったのだけど、ネット環境がなくて、かなりの手間をかけて近所の図書館でネットを見られるような手配をしてあげた団員さんがいるのね。
そしたら、今回は自転車が壊れたから図書館まで行けないって。・・・
それ聞いたときはどどーんと無力感に打ちひしがれて、「馬を水辺まで引っぱって行くことはできるが・・・」っていうことわざを思い出したりしてしまった。
まぁ、あたしがもう少し汲んであげるべきだったのだけど、要するにあんまり踊りたくなかったのだ、その人は。
そういうことなら、仕方ない。
やりたくないことを無理にやっても、あんまりいいものはできないからね。
そんなわけで4人になってしまったけど、まぁ、結果的にはけっこうまとまったかな。
●照明
今回は、全体ライト+中央奥と上手手前にスポット、それにアッパーの緑ホリゾント。
結果として魚ナンバーワン嬢に一任してお願いすることになり、さすが舞台経験者、りっぱに果たしてくださった。
早着替えも何度もあるなか、ものすごく忙しいことになってしまい申し訳ない。
みんなで踊るさいごのダンスのところでは、ひとりだけ踊らない団員さんに照明をお願いしようと思ってたのだけど、それもやらないというのでほんとに困ってしまった。
そこで何とかやりくりできるように少し演出を変えてDVD自体を、音源編集のプロジェクトファイルまで遡って手直しするはめに。
●包括的考察
よくネットのコラムで、「いかにいい仕事の仕方をするか」みたいな話で、「全体の80%の力を使うこと」とか「30%の余力を残しておくこと」とかあるけど、要するに同じことだよね。
いっぱいいっぱいじゃなくて、常に少し余裕を残しておくようにすること。
時間的、精神的、人員的に。
それってほんとに難しいけど、ほんとに大切。
公演が迫って加速度的に忙しくなってくるときに限って、何でこのタイミングでっていうような機器トラブルだとか、劇団とは関係ないごたごただとかが色々とよく持ちあがる。
そういうものにうまく対処できるように、余力を残しておかないと。
先日書いた、急にPCのオーディオが聞こえなくなるトラブル。
前日には、PCを立ち上げた途端に、購入以来はじめての「バッテリを識別できません!」ウォーニングが現れて慌てた。結果的には、ただバッテリが切れたというだけで、コンセントにつなげばふつうに使えたのだけど。
以前、パトリックフェスのやっぱり前夜くらいに、突然ネットがつながらなくなるトラブルが持ち上がったこともある。
あと、1週間前になって急に演出の構想が豊かにふくらんでしまい、ひとりで突っ走る習性のある団員さんなどもいて、なかなか平静を保つのがたいへん。
まあ、それでも、6月の末にスタートを切ってから6ヶ月弱。
新しい試みや挑戦がたくさんあって、時間もあまりなかったわりには、けっこう余裕をもってのぞめたほうじゃないかと思う。
公演の前日に、一日仕事のお休みをもらったのも大きかった。
休み取らなくても何とかなったとは思うのだけど、取れたおかげでいろいろこまかいところの仕上げができてよかった。
もちろん、初演の前にやろうと思ったことの全部をやれることなんてありえなくて、3つのうち2つをやれるとしたらどれとどれ? みたいな感じにはなるのだけど。
理解ある職場にほんと感謝。
●公演後にやること
・各方面にお礼メールを打つ。
・ブログに記事を上げる。
・動画をまとめてユーチューブに。
・この備忘録を記す。
・後片づけ
そんなこんなで、ひととおり片付くまでに最短1週間はかかる。
本番の映像は今回人様に撮っていただいて、現時点でまだ届いてなくて、とりあえず自分の固定ビデオで撮ったリハのもようをダイジェストにして上げてある。
ダイジェストにする編集作業は相変わらず時間食うのだけど、wmvじゃなくてNTSCでレンダーしたらずいぶん楽になった気分。
ユーチューブへのアップロード、PCを放っておくと失敗しがちなのは、電源設定のせいではないかと思い至り、コントロールパネルを開いて設定を変えてみた。
結果、寝ているあいだにアップロード成功。
さて、あと後片づけが終わったら、今後の方向性を検討する作業に入らなくては。
まぁ、結論から言うと、あんなものかな。
基本、だいたい自分の踊るところは各自が振り付けしてた感じで、各自ができるところをできる限りにやったらああなりました、みたいな。
曲と同じに、とくにさいごの踊りでは、優雅なだけじゃない、パンチの効いた、力強い感じを取り入れたかった。
今回個人的にいちばん頑張ってくださったのはロンデナント王子かな。
毎日、娘さんを相手に練習されたそう。
そのかいあって、本番もばっちり。
役柄を踏まえて、独自のタカラヅカ的演出を加えてくださったのもよかった。
魚ナンバーワン嬢が、みんなで踊るさいごのダンスの振り付けを考えてユーチューブに上げてくださったのだけど、みんながみんな覚えられたわけではなかった。
2年前のエインガスのときに、やっぱりユーチューブで振付を覚えてもらったのだけど、ネット環境がなくて、かなりの手間をかけて近所の図書館でネットを見られるような手配をしてあげた団員さんがいるのね。
そしたら、今回は自転車が壊れたから図書館まで行けないって。・・・
それ聞いたときはどどーんと無力感に打ちひしがれて、「馬を水辺まで引っぱって行くことはできるが・・・」っていうことわざを思い出したりしてしまった。
まぁ、あたしがもう少し汲んであげるべきだったのだけど、要するにあんまり踊りたくなかったのだ、その人は。
そういうことなら、仕方ない。
やりたくないことを無理にやっても、あんまりいいものはできないからね。
そんなわけで4人になってしまったけど、まぁ、結果的にはけっこうまとまったかな。
●照明
今回は、全体ライト+中央奥と上手手前にスポット、それにアッパーの緑ホリゾント。
結果として魚ナンバーワン嬢に一任してお願いすることになり、さすが舞台経験者、りっぱに果たしてくださった。
早着替えも何度もあるなか、ものすごく忙しいことになってしまい申し訳ない。
みんなで踊るさいごのダンスのところでは、ひとりだけ踊らない団員さんに照明をお願いしようと思ってたのだけど、それもやらないというのでほんとに困ってしまった。
そこで何とかやりくりできるように少し演出を変えてDVD自体を、音源編集のプロジェクトファイルまで遡って手直しするはめに。
●包括的考察
よくネットのコラムで、「いかにいい仕事の仕方をするか」みたいな話で、「全体の80%の力を使うこと」とか「30%の余力を残しておくこと」とかあるけど、要するに同じことだよね。
いっぱいいっぱいじゃなくて、常に少し余裕を残しておくようにすること。
時間的、精神的、人員的に。
それってほんとに難しいけど、ほんとに大切。
公演が迫って加速度的に忙しくなってくるときに限って、何でこのタイミングでっていうような機器トラブルだとか、劇団とは関係ないごたごただとかが色々とよく持ちあがる。
そういうものにうまく対処できるように、余力を残しておかないと。
先日書いた、急にPCのオーディオが聞こえなくなるトラブル。
前日には、PCを立ち上げた途端に、購入以来はじめての「バッテリを識別できません!」ウォーニングが現れて慌てた。結果的には、ただバッテリが切れたというだけで、コンセントにつなげばふつうに使えたのだけど。
以前、パトリックフェスのやっぱり前夜くらいに、突然ネットがつながらなくなるトラブルが持ち上がったこともある。
あと、1週間前になって急に演出の構想が豊かにふくらんでしまい、ひとりで突っ走る習性のある団員さんなどもいて、なかなか平静を保つのがたいへん。
まあ、それでも、6月の末にスタートを切ってから6ヶ月弱。
新しい試みや挑戦がたくさんあって、時間もあまりなかったわりには、けっこう余裕をもってのぞめたほうじゃないかと思う。
公演の前日に、一日仕事のお休みをもらったのも大きかった。
休み取らなくても何とかなったとは思うのだけど、取れたおかげでいろいろこまかいところの仕上げができてよかった。
もちろん、初演の前にやろうと思ったことの全部をやれることなんてありえなくて、3つのうち2つをやれるとしたらどれとどれ? みたいな感じにはなるのだけど。
理解ある職場にほんと感謝。
●公演後にやること
・各方面にお礼メールを打つ。
・ブログに記事を上げる。
・動画をまとめてユーチューブに。
・この備忘録を記す。
・後片づけ
そんなこんなで、ひととおり片付くまでに最短1週間はかかる。
本番の映像は今回人様に撮っていただいて、現時点でまだ届いてなくて、とりあえず自分の固定ビデオで撮ったリハのもようをダイジェストにして上げてある。
ダイジェストにする編集作業は相変わらず時間食うのだけど、wmvじゃなくてNTSCでレンダーしたらずいぶん楽になった気分。
ユーチューブへのアップロード、PCを放っておくと失敗しがちなのは、電源設定のせいではないかと思い至り、コントロールパネルを開いて設定を変えてみた。
結果、寝ているあいだにアップロード成功。
さて、あと後片づけが終わったら、今後の方向性を検討する作業に入らなくては。
Posted by 中島迂生 at 17:54│Comments(2)
│第4作 湖底の都 備忘
この記事へのコメント
新しい試みの後ろの映像、衣装の色使いは、とても素敵でした。
申し訳ありませんが、照明とか、機械音痴のため、お役に立てず(>_<)
そうですね。
ほんとは、ラストの魚の踊りなんかは、時間があれば、きちっと覚えて揃うと素敵なんでしょうけどね。
せっかくの新作、また、公演がある時は、自分も、もう少し、努力したいと思います。
申し訳ありませんが、照明とか、機械音痴のため、お役に立てず(>_<)
そうですね。
ほんとは、ラストの魚の踊りなんかは、時間があれば、きちっと覚えて揃うと素敵なんでしょうけどね。
せっかくの新作、また、公演がある時は、自分も、もう少し、努力したいと思います。
Posted by 吹雪 at 2011年12月26日 01:20
いえいえ、吹雪さんとてもがんばってくださいましたよ!
ありがとうございました。
何度かやるうちに、さらにこなれていい舞台になってくると思います。
またやるときはよろしくです。
ありがとうございました。
何度かやるうちに、さらにこなれていい舞台になってくると思います。
またやるときはよろしくです。
Posted by 中島迂生 at 2011年12月27日 13:22
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