2011年09月18日

制作メモ 18Sep2011

先週くらいのメモ。

レコーディング中。
きのう3曲、きょう2曲。
ライン取りできる曲たちだからけっこうはかどった・・・
編集はまだ。

それにしても毎度毎度、すごいエネルギーがいる。
その曲の中に全身を没入して、気合い入れて魂入れてひとつひとつの完成品に仕上げていくには。
どうせいちどレコーディングしちゃえば、基本もう弾くことはないんだから、なんでここまで時間かけて練習しなくちゃならないんだとも思うのだけど。
音楽こそ時間の芸術。
ちょっとでも気を抜いたり、いいかげんな気もちで弾くとぜんぶ出ちゃう。
ソフトでやればーっていうひともいるんだけど、それもそうだよね。
でもやっぱり自分で弾かないと自分の曲っていえない気が。

あとで聞いてみると、気になるところは弾いてたとき気になってたのとぜんぜん違うとこだったり。
音の並び方が均一じゃないのがすごく気になる・・・
メロディーに沿った揺れじゃなくて、技術不足からくる稚拙な不揃いさ。
単に指がよくまわってないっていう。

あと、さいきん気になるのは、右手のメロディーが前に出過ぎ。
左の伴奏がもっと強くていい。

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ここ数日のメモ。

舞台構成を考えるのは毎回死にそうになる。
前回と同じことをやっても仕方ないから、毎回新しいことを考える。
そうすると、毎回、前回積み上げたものはたいして役に立たなくて、毎回が新しい挑戦で、新たなものを生み出さないといけない。

舞台の構成は服のスタイリングと同じで、バランスが大事。
視覚的な要素と聴覚的な要素の、映像と実舞台との、ナレーションとセリフとの。
too much にならないよう。
センスよくまとめる。それがほんとに難しい。

「ふつうあるから」という理由でつくりたくもないものをムリに加えるのは、やってしまいがちだし、それでウケもよくなるんだけど、ほんとはやらないほうがいいだろう。
ほんとに自分のつくりたいものをつくろうとするのなら。

その演目に関してすでに自分のつくったものは、だいたいが自分がつくりたくてつくったものなのだから、それらをうまく組み合わせて、よけいなものはあまり加えない方が。
もっともまだつくってないもののなかに、ほんとにつくりたいもの、ほんとにあったほうがいいものがあるのかもしれないけど、その辺を見極めるのはむずかしい。

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