2019年01月10日

<瑛瑠洲物語(うぇーるずものがたり)>リニューアル。



(上:北ウェールズ、オグウェン谷の夏。)

<愛蘭土物語(あいるらんどものがたり)>と並んでこのブログの中心的なシリーズである
<瑛瑠洲物語(うぇーるずものがたり)>がより見やすくなりました。

目次+本編 こちらからどうぞ。
瑛瑠洲物語(うぇーるずものがたり)

地霊から直接受け取るように、当地を旅するなかで「やってきた」物語群をまとめたシリーズ。
各章のうしろに少しずつ振り分けて、著者の滞在のもようや、当地の印象の描写、
物語たちが「やってきた」状況、またそこで出会った人々や、当地の神話や伝説、
歴史的資料の訳なども収めています。

このブログのメインのシリーズのひとつであり、12の章から成る
この<瑛瑠洲物語(うぇーるずものがたり)>。

景色がよくてのどかなのはコンウィイ・ヴァリーを舞台にした<ロウウェン篇>ですが
よりドラマティックなのはさらに山奥のバングログ谷を舞台とする<オグウェン篇>。
なかでもいちばんドラマティックなのは物語<魔の山>と<異界の丘>。

この土地を旅していた当時、写真ももちろん撮っていたし スケッチも少し描いたのですが
執筆していた当時は、文章だけで完結した作品のつもりで、
写真やスケッチと組み合わせようとは、あまり思っていなかったのです。
それを今回組み合わせたのでそのレイアウトなど。

いまだ、改善の余地は多々ありますが
以前のバージョンより格段に見やすくなったはず!

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(上:山あいの小さな村、ベイズゲラート。)

このブログの現在の状況について

いつも見ていただきありがとうございます。
このブログのメインは、(<劇団バリリー座>が活動休止中なこともあり)現在、
著者の文学作品をまとめた中島迂生ライブラリーとなっています。

それで去年の夏ごろから少しずつ、このカテゴリを見やすく整備する作業にかかっています。
2013年以降くらいにアップしたものは、わりと思い通りになっていて比較的見やすいのですが
それ以前のが、なかなか悲惨なことになっていまして。

そのころにアップしたのは、文字サイズとか、画像の配置とか、
なぜか、どうやっても思い通りにならないことが多かったのです。
何度サイズ指定しなおしても、なぜだか途中から、読みにくい小さいサイズになってしまっていたり。
自分でも、ほんとにいやで、困っていました。

けれど、私のブログなのにレイアウトが思い通りにならんなんて許せない!
こんなのはもういやだ! 何とかするぞ!と腰を上げて立ち向かい…
結果、初期にアップした作品のいくつかのインターフェイスの改良に成功。
サングラスをかけたライオンじゅずかけばと など。)

秋からは、この<瑛瑠洲物語(うぇーるずものがたり)>の手直しを少しずつ進めてきました。
思いのほか時間もかかり、けっこう大掛かりな工事になっています。
でも、意外とけっこう何とかなるものだ、と日々発見しているところです。

このあとは少しずつ、姉妹篇の<愛蘭土物語(あいるらんどものがたり)>の改良にも着手していきたいと思っています。
なぜこちらが後回しになっているかというと、こちらのほうが量が多く、16章くらいあるので。
それに舞台に掛けた作品もあるので、記事が増えてややこしいことになってるし。

ひと区切りしたらまたブログ上にてお知らせする予定です。
よろしくお願いします。


(上:北ウェールズ、ナント・フランコン。)


















  

Posted by 中島迂生 at 07:36Comments(0)

2019年01月10日

ラッキーな年明け




大晦日の少し前に、ときどき遊んでもらうニャンコの住んでる路地を通りがかった。
そしたらすごく久しぶりにニャンコいた!
このところ何度通ってもずーっと会えなくて、下手したら夏以来。
死んじゃったのかな? 引っ越したのかな? と気になっていた。

半年も会えなかったら、私の顔なんか忘れてるんじゃないかなと思ったら、
覚えててくれたみたいで、向こうから声かけてくれた。しかもけっこう遠くから。
「心配してたんだぞコンニャロー」って文句言ったら、
軽く迷惑そうに「ニャーン」って。

冬でモフモフになって、触り心地も最高。
もう一匹の黒いのもいて、この日はすごく甘えてスリスリしてきた。
この子のほうは比較的よくいるのだけど、日によって態度が違うw
茶トラと仲よくしてるときだけ、大丈夫と判断するようで寄ってきてくれる。

全然予期してなかったときに会えるんだなー。
これまで、通るのは午後が多かったけれど、この日は少し早い時間だった。
それで、年が明けてから、早めの時間にもいちど行ってみると、また会えたー!
やっぱり、相手の都合にあわせて行くことね。

茶トラのほうに出会ったのは、14区に引っ越してきた3年半くらい前。
さいしょの2年くらいはずっとそっけなくされていた。
近づこうとすると、それだけ距離をとられてしまう。
触ろうとするのもあからさまに避けはしないけど、無関心にフイッて感じで
いつも通りがかりにほんのひと撫でだけ。

それでも、いつも遠巻きにしばらく眺めるだけで、満足していた。
かくも堂々たるおデブっぷり。ここまでおデブになると、神々しい。
これ、ふつうの家猫かな?それとも別の種類?と二度見してしまう感じ。
イギリスの田舎によくいるタイプね。

パリの猫は家飼いが圧倒的に多いなかで、自由に外に出してるのは珍しい。
袋小路になっていて車が通らないっていうのも大きいかな。
近所の人が通るとみんなニコッとしてちょっと撫でていく。
ついでにちょっとこっちのほうも見てニコッとしてくれる。

それだけでもけっこう、心和んでいたのだけれど。
1年くらい前かな、あるとき会ったら急に、私の顔をちゃんと見て「ニャーン」って。
それまで、あんまり鳴くのも聞いたことがなかったのに。
えっ…ニャーン?!ってびっくり。 

それ以来、好きなだけ触らせてくれるようになったばかりか、
ゴロッとしてお腹を見せてきたり、スリスリッと一周されるようになった。
顔を覚えてくれたようで、行くと向こうから寄ってきて、挨拶してくれるように。
…なんか、めちゃめちゃ嬉しい…。ここまで気を許してくれると思わなかった。

今日もニャンコは路地にいて、みんなに可愛がられてる。
近所のマダムが買い物から帰ってきて、ça va, bon homme?...って頭を撫でていった。
別のドアが開いてムッシュウが顔を出し、「おっ、いるね」ってうれしそうな顔。
ということで、いい感じの年明け。
































  

Posted by 中島迂生 at 07:35Comments(0)