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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2018年01月21日

パリのワードローブ(2) コート&バッグ




いま着ているコートたち。
やってみたらすべて家で洗えたので、キレイになった記念にパチリ。
春はミントグリーンのトレンチ、秋はベージュの、冬はシルバーピンクのダウンコート。



ミントグリーンのは、こちらへ住む前につくばで。
こんなのがほしいなと探して見つけ、今も愛用しています。
グリーン系のスカーフと相性ばっちり。



ベージュのトレンチは、こちらの近所の商店街で。
どんな色のスカーフとも合うのがすばらしい。
ただ、生地は固く、けっこう重くてダウンコートと変わらないくらい。
それに、裾と袖を詰めるのに一日かかった・・・。



ダウンコートは、おととしから。軽く、あたたかい。
ただ、微妙に暖色系なので、寒色系のスカーフとは合わせづらいのが・・・。
傘も淡いグリーンなので、雨が降っても差すのを躊躇してしまう。
次に手に入れるならグレージュあたりがいいかも。



ヒョウ柄のフェイクファーは、つくばの古着屋で。
近所のネコもこれが好きみたいで、これ着ていくとニャァと寄ってきてくれます。
これ以外のときは無関心なのにふしぎ。

でも、これはほぼ観賞用。
好き過ぎて、雑踏の塵あくたに曝したくないので、外へはめったに着ていかない。
それに、目立つ格好してると、道でいきなり人種差別的暴言を投げられる確率も高くなるのでね・・・。



友人からもらった白のダウンも、2年ほど前にはよく着ていましたが、同じ理由でトラウマになって、家で安置中。
ただ、それ言ってると着る服がなくなる・・・。

*バッグ
・今の生活パターン上、A4書類が入ること
・ジッパーで完全に閉められること・・・パリのメトロはスリが多いので。
という基準で選んで、3年目。



白のインテリアによくなじみます。
なにもバッグまで白でなくてもよかったのだけど、たまたま。
夏にもこのまま使えます。

とくにここ最近、こちらでは服を買うことが極端に少なくなりました。
色々と問題も多いし、ストレスもあるし。
何なら、必要なものがあれば1年待って、こんど日本へ行ったとき買おうかなくらいの勢いです。
前はウィンドウショッピングも楽しみのひとつだったので寂しいですが、健全なクロゼットを保つにはちょうどいいのかなとも思います。

(3)へつづきます。




  

Posted by 中島迂生 at 08:29Comments(0)巴里日記2018-1月

2018年01月21日

パリのワードローブ(3) アクセサリー




こちらへ持ってきているお気に入りたち。
アールヌーボー風の手鏡は、こちらのブロカンテで。

基本、アクセ類は見た目が気に入るかどうかがすべてで、素材にはわりと無頓着でした。
けれど、さいきんちょっと考えて、あらたな方針を定めました。

・真鍮のアクセは身につけない。
・ボリューミーなものは使わない。

このふたつのカテゴリは、インテリアと割り切って、観賞用オンリーに。
好きなものは見ているだけで気分が上がるので、必ずしも身に着けなくてもいいのです。

真鍮はどうしても、夏は肌がかぶれてかゆくなるし、アクセのほうも、肌に触れたところが変色して黒ずんでしまって、いいことなし。
なのでここは切り替えて、家に飾って楽しんでます。
肌に触れないのでずっと綺麗なまま。

   

このへんのネックレスは、ほんとに大好きな子たち。
すべてつくばで。キラキラのラインストーンのは、AZUL by moussy。
雨上がりのクモの巣にきらめく雨粒みたいです。
でもこれも、淡いグリーンのお花のネックレスも、裏側の台部分が真鍮なの。

身につける用には、ガラスやラインストーンなどの非金属性の素材のペンダントトップを、革紐チェーンに付け替えて使用。



クリムトの三日月は、日光で。
金の星空はイギリスのアルフリストンの近くの工芸品店で。
ラインストーンのボールは、暖色系のスカーフと合わせるときなどに重宝します。



青い花柄のハート型の宝石入れは、ポルトガルで。
髪かんざしは、日本の100円ショップでひと目惚れ。

指輪やブレスレットなども、キラキラの大ぶりのデザインのものが好きです。
けれど、嵌めていると正直邪魔だし、バッグからものを取り出すときにひっかかったり、その拍子にビジューがとれてしまったり。
そこで大方観賞用として、ふだん使いには小ぶりのサファイヤのものを。

正直、こちらに連れてきているのは、ごく一部。
いわば少数精鋭の、南極遠征隊みたいなものです。
つくばの家には、ずいぶん絞ったつもりなのに、けっこうまだ山のようにあって。
あらためて見ると軽くショックでした。
お気に入りなのにしまいこんだばかりに存在を忘れ、使っていなかったり、かわいそう。
ほんとは全部あわせてこれくらいがちょうどいいのかも・・・。

(4)へつづきます。





  

Posted by 中島迂生 at 08:50Comments(0)巴里日記2018-1月

2018年01月21日

パリのワードローブ(4) 靴類




冬もの。基本、これだけ。
ほぼ毎日履いているのが、黒のバレエシューズ。
同じものをリピ買いして、4代目です。
雨が降ったら、真ん中のショートブーツ。実はレインシューズなのです。
軽くて、フォルムも美しい。



夏もの。
白のバレエシューズは2代目。
「歩ける」ものだけが淘汰されて残ってこんな感じに。
サンダルもいいかげん傷んでるので新調しないと・・・。



あまり履かないもの。
痛い、暑い、重い・・・。
革靴は素敵ですが、すごく硬く、痛くて歩けない。
ファーつきのロングブーツも素敵ですが、暑いと逃げ場がない・・・。
アイルランドで買ったカーキ色の長靴は、荒野や湿地帯を旅するのに。
履いてると感じませんが、荷物としてはとても重い。



室内履き。
畳サンダルがほしくてずっと探していたのですが、見つからず、自作。
もってたサンダルに、日本の100円ショップで買った藺草マットをカットして貼り付けました。
足裏の気持ちよさは抜群!

いやー、それでもこの少なさ、山のような靴を持っていた昔からすれば、すごい進歩だ。
もっとも、こちらではそんなスペースもないけれど・・・。
とくにがんばって減らしたわけではなく、しぜんと減ってこうなった。
ほんとにすぐ傷むのですもの。
さいきんは靴もキッチンペーパーのように使い捨て感覚です。

履きものに求めること
1.見た目の美しさ。だんぜん、ヒールつき!
2.歩けること。痛くならない。
3.軽さ。

しかし! 1.と2.はめったに両立しない・・・。

思うに、履きものほど生活パターンの違いが即反映されるアイテムはありません。
ずーっと、だんぜんヒール派でした。
サンダルでもパンプスでもブーツでも。
でも、ヒールの靴は歩けないのが多いのですよね。

つくばでは車だったし、仕事先にはそれ用の履きものを置いていたから、歩けなくても大して問題はなかったのです。
こちらでも、自転車ならそこまで問題はなかった。
ところがメトロになってからは、歩けないと話になりません。
そこで、メインは、日本では考えられなかったかかとなしのバレエシューズに。
かかと分をカバーするため、できるだけ背すじをのばしてまっすぐ歩くようになって、姿勢もよくなりました。
結果オーライ。

美しいブーツも大好きで、今も人が履いているのを見るのは好き。
さいきんは、少し濃淡のあるグレージュや赤みのない茶系など味わいのある色合いで、表面が滑らかなレザータイプが好きです。
飾りベルトが2,3本ついてるといいですね。
ロングブーツよりハーフブーツが今の気分。

でも、自分ではあまり履かなくなりました。
こちらでは、ブーツを履いて出掛けたら、帰るまでずーっと履いてなきゃいけません。
スリッパとか室内履きっていう文化がない。
暑くなってくると逃げ場がない!
冬でも、寒くて困るより、暑くて困ることのほうが多いみたい。

それに、こちらでは、あまり美しい靴を履いて出掛ける気になれません。
なぜなら、そこらじゅうに犬のフンが落ちているから!
知らん顔で去っていく現場にあうと、殺意すら覚えます。
夜はうっかり出歩けません。

私は声を大にしていいたい。
フンの始末もできないなら、犬の散歩禁止にしてほしい。(切実!)
ほんとに犬のことを思うなら、パリを去って田舎に住め!

そんなわけで、つくばで買ったこんな美しいサンダルなどは、こちらへは持ってこず、つくば専用にしています。



パリで美しい靴を履くなら、常にタクシーで移動するようじゃないと。
それか、運転手つきのリムジンを持っているとか・・・。






  

Posted by 中島迂生 at 09:05Comments(0)巴里日記2018-1月